ボトルが倒れない!【お湯を沸かす時の裏技】風防とペグを使った安全対策
ステンレス製のボトルは、キャンプで お湯を沸かす事が出来る便利なアイテムです。
ヤカンと水筒を兼用する事でキャンプ道具を減らせるので、一石二鳥というメリットもあります。
ただ、容量が多く細長い形状のボトルは、キャンプ用ストーブにのせると不安定になって倒れる危険性があります。
そこで、ボトルを支える『ボトル スタビライザー』なるものを作ってみました。
このページでは普段キャンプで使っている風防とペグを利用したボトルの転倒防止アイテムの作り方を紹介します。
使用するアイテム
使用するアイテムはアルミ製の丸棒ペグ、そして百均アイテムの焼き網、ダブルクリップ、風防。
どれも普段キャンプで使う物ばかり。
【ボトルスタビライザーの材料】
風防(ウィンドスクリーン):1枚
直径φ168mm 焼き網:1枚
20cm アルミペグ:4本
25mm ダブルクリップ:8個
風防は百均の焼きそばプレートをハサミでカットして作っています。
組み立て方
まず、風防を巻いて円柱形になる様にダブルクリップで固定します。
そして、ダブルクリップが等間隔になるように4か所を固定します。
その上にペグを載せます。
ペグのフック部分を風防の上部に引っ掛ける感じです。
井の字になるように4本のペグを重ねます。
これで風防を傾けてもペグが落ちないように配置されました。
次に焼き網にもダブルクリップを等間隔になるように4か所に取り付けます。
この焼き網(クックネット)はステンレス製です。
そして、焼き網の上に風防を載せます。
これでイメージが出来たと思います。
最後にボトルをペグの間に差し込んで微調整します。
風防が柔らかいアルミ素材なので、ボトルを入れた時に少しキツイくらいが丁度良いです。
ボトルで湯沸かし
実際にボトルをストーブに載せると安定感がある事が分かります。
ボトルに振動を少し与えたくらいでは倒れません。
ただ、お湯が沸いていると熱湯が飛び散るのでご注意ください。
ストーブの熱が、しっかりとボトルに伝わっています。
ストーブの熱は風防の中にも取り込まれるので、ボトルの側面からも加熱できるメリットもあります。
最後に
今回使用したアイテムは、ペグ以外は全て百均アイテムです。
どのアイテムもキャンプで使っているので荷物の邪魔にはならないと思います。
ただ、この方法だと風防が使えないので、ボトルでお湯を沸かす時は風のない場所で作業する方が良いでしょう。
あと、何かのアクシデントが発生して沸騰したボトルが倒れる危険性はあります。
なので、ボトルで湯沸かしをする際は『熱湯の入ったボトルが倒れても危険が及ばない場所で作業すること』を おススメします。