お散歩ライターの石井つかさです。

今日は、福岡市博多区にある駄菓子、玩具の問屋さんで小売もしている『奥村商店』さんにお邪魔しました。

奥村商店さんは1884年創業で、取材時の2024年で創業からなんと140年という老舗中の老舗なんです！奥村商店が2代目の時に戦災に合い、博多区呉服町界隈が焼け野原となり、奥村商店さんも被災したようですが、1947年に営業を再開したそうです。

店内に入ると、所狭しと駄菓子が並んでいます。これはテンション上がりますよ。360度どこを見回しても駄菓子ばかり。駄菓子に囲まれた店内を何回も周回して、やっと気持ちが落ち着いてきたので商品を個別に見てみることにしました。

まずは、駄菓子の代名詞とも言える「うまい棒」1本単位ではなく1袋単位（30本入り）での販売になっています。価格は通常税込389円のところを税込311円で定価の約2割引で販売されています。

次に目についたのは、お酒のおつまみにも良さそうな串に刺さったポット入りの駄菓子です。筆者は帆立えんがわ（60本入り）を税込2073円で購入しました。もっと色んな物を買いたかったのですが、消費期限内に食べてしまえる自信がなかったので、今回は1ポットだけ。

ボタンを押すとボール状のガムがコロコロと出てくる商品です。個人的に一番買いたかったですが、断念しました。リリーガムと書いています。こちらはガムが150個入っていて税込1382円です。1個10円で販売されている商品ですので、こちらは約8％オフで購入できるようです。

ボタンを押し続けたくなる衝動にかられますが、150個もガムを食べる自信がないので断念です。

店内を徘徊していると、2階へつながる階段を発見しました。どうやら縁日グッズがあるようです。

基本的に2階には店員さんは常駐していないので、用がある場合はパフパフで店員さんを呼ぶ仕組みになっています。

2階にラインナップされている縁日商品も萌えますよ。まずは階段の途中にあるお面たち。11月14日から値上がりするようですが、現在は437円で購入できます。

糸引きのくじが税込3520円で販売されています。

使い道はないですが、思わず書いたくなる金魚すくいのポイもありました。考えてみたら当然なのですが、破れた紙の替えも販売されています。エコですね。

これだけ多様なお祭りグッズを見てしまうと、自室の片隅をお祭りコーナーにしたくなりますね。

奥村商店さんは小売もしていますが、基本的には卸売店なので店内で販売されている商品は、お安く買うことができます。子どもの頃の夢を叶えるべく駄菓子を大人買いしたい人から、町内会の催しで駄菓子が大量に必要な人まで、きっと満足する品揃えだと思いますので、一度足を運んでみるといいでしょう。

ちなみに代表取締役の奥村さんにお話を聞いたところお菓子だけで600品目以上で、おもちゃは、もっとあるということでした。