日本代表アマナキ・レレイ・マフィ、「家族が楽しかったら、僕も楽しい」。【ラグビー旬な一問一答】
ラグビー日本代表のナンバーエイトであるアマナキ・レレイ・マフィが、直近の活躍ぶりを振り返った。
6月10日、熊本・えがお健康スタジアム。ルーマニア代表戦に先発し、持ち味の突破力とタックルをアピール。33-21で制した。
関西大学Bリーグの花園大学出身も、2014年にNTTコムに入るや才能が知れ渡って日本代表入り。翌15年のワールドカップイングランド大会にも出場し、今季の国際リーグのスーパーラグビーでは、オーストラリアのレベルズの主軸として持ち味を発揮してきた。
12日は静岡県内で練習をおこない、ファンサービスを終えて小型のバンに乗り込みながら談話を残した。
以下、共同取材時の一問一答(編集箇所あり)。
――改めてルーマニア代表戦、いかがでしたか。
「(白い歯を見せ)勝ってよかった! たぶん、皆、疲れましたね。相手も重いし」
――マフィさんも強烈なタックルを繰り出していた。
「いいタイミングやね」
――久しぶりに日本代表でプレーした気持ちは。
「11月以来やね。皆と一緒にやれて、嬉しい。(ちょうど、車の後部座席に田中史朗が乗り込むのを見て)フミアキさんとできて、嬉しいです」
――ワールドカップでプレーしたい思いは。
「誰でもやりたいでしょう。日本やし。後ろの先輩とも、やりたいです」
――レベルズでの経験を振り返ってください。
「あまりチームは元気ない(負けが込んでいる)けど、自分のやることをしっかりやって…。世界も見られたし。(対外的に)アピールしたいな、と」
――自分のパフォーマンスは通用していると感じますか。
「あなたはどう感じますか?」
――タックルの連続とラン。この強みは通じているような。
「もう、お答え出ましたね! …楽しくやれています。家族が楽しかったら、僕も楽しい。皆は『何でサンウルブズでやらないの?』と言いますけど、トップリーグの時はずっと日本でしょ、(スーパーラグビーの時期は)海外に行って、楽しくやる。どこでも、僕の家族が幸せになるようにしたい」
今後も世界中でプレーしたい意向を匂わせた。まずは17日、当地のエコパスタジアムでアイルランド代表に挑む。