【佐賀市】食卓の主役に!プロが目利きした肉と、肉を活かした一品を味わうならここ。
いつもはスーパーで買うお肉をたまに専門店で買うと、なんだか特別感があります。
クリスマスや年末年始を控え、いつもと少し違う雰囲気で食卓を彩りたいとき、お肉屋さんでとっておきのお肉を買ってみてはいかがですか。
今回紹介するのは、呉服元町にある精肉店「福岡精肉・デリカ」。
精肉店ですが特に佐賀牛カレーパンが有名なお店で、販売日は行列ができます。
今回伺ったのは平日のため、土日限定販売のカレーパンは並んでいませんが、夕飯に使えるお肉を求めてふらりと立ち寄りました。
肉の塊がドドンと並んでいるだけかと思いきや、味付きでパッケージ詰めされたものや、サラダなど総菜もたくさん揃っていました。
これならもう、いろいろと手を加えなくても簡単に夕ご飯が出来上がるのでは…と気づき、さっそくショーケースに噛り付いて吟味します。
佐賀県産の若楠ポークを使った味噌漬け(216円/g)に目が止まりました。自分で下味をつけると固くなってしまうことが多いのですが、プロが仕込んだお肉なら間違いないと思い、右側の肩ロース肉で注文しました。
「袋のまま湯煎したあと、焼き目をつける程度で焼くと、味噌も焦がさずに柔らかいまま食べられますよ」と教えていただきました。
122gで263円。
一緒に、これまた佐賀県産の若楠ポークと国産野菜を使用した春巻き(140円)を2本買いました。中は火が通っているため、少量の油で揚げ焼きするだけで良いとのことで、助かります。
湯煎したおかげで、ささっと両面焼いただけで完成です。
お肉はとにかく柔らかく、赤身と脂がちょうど良いバランスです。弾力があり噛み応えはあるものの、ぺろりと食べられます。
春巻きは、ぎっしりと詰まった肉と野菜に旨味を吸い込んだ春雨が絡み、食感とボリュームをプラスしています。パリパリの皮を頬張っても口の中におさまるサイズ感も、ちょうど良い。
どちらも素材の良さはもちろん、肉の本質を知り尽くし、旨味を引き出せる技を持っているからこそ作れる一品です。
量り売りで調理用の肉を買うつもりがどちらも焼くだけ、揚げるだけのメニューになってしまいましたが…お肉屋さんの楽しみ方が増えて満足です。
メイン料理の肉と別に、プラス1品用として総菜を買うのも良いですね。
【店舗情報】
店名:福岡精肉・デリカ
住所:佐賀市呉服元町1-4
営業時間:10:00~19:00
店休日:木曜日、第3日曜日