【福岡市早良区】「にんにく入れますか?」二郎インスパイア系ラーメン店が西新に上陸
お散歩ライターの石井つかさです。
2024年6月6日に二郎インスパイア系ラーメンの「豚ギャング 西新店」が、早良区西新のおもしろ21通りに開店しましたので、さっそく行ってきました。
筆者は二郎系ラーメンは初体験です。ドキドキしますね。ニンニクやヤサイ、アブラの量を申告する「コール」を間違えたら怒られたりするらしい。とネットの記事で読んだことがあります。他のお客さんから睨まれるとか。それでも、西新のお散歩ライターを自称しているので行かないわけにはいきません。
店内に入ると元気良く迎え入れていただきましたが、早速大きな壁が立ちはだかります。 どれを注文していいかわかりません。券売機の前でオドオドしていたら、親切なスタッフさんが丁寧にラーメンの違いについて解説してくれました。
ラーメン(税込850円)が標準的なラーメンで、ギャングラーメン(税込1300円)は標準的なラーメンにチャーシューが3枚乗っているラーメン。赤ラーメン(税込950円)はピリ辛のラーメンだそうです。 ※価格は全て小・150gの価格です。
二郎系ラーメンは、とにかく量が多いらしいという噂があるので、怖くて小以外頼めません。ということで、本日はラーメン(小・150g)の食券を購入して席に着きます。ここからドキドキのコールタイムです。
カウンターに貼ってあるコール表を一瞬で把握し、その瞬間を待ちます。食券を渡した瞬間に「ニンニク入れますか?」と尋ねられたので、「少なめ」と答えるので精一杯でした。緊張のあまり、他のことが頭から飛んでいました。本当は「ヤサイマシ」にしたかったんです。ちなみに、ヤサイマシマシは税込100円追加になります。
着丼(自席にラーメンが運ばれてくることです。)まで6分以上かかるとのことなので、その間に店内をチェックします。さすが新規店なのでピカピカです。清潔な店内で客席のレイアウトはカウンターのみ10席となっていました。
店内を見回しているうちに丼が運ばれてきました。
着丼して、ゆっくりラーメンの状態を確かめます。 極太の麺に、もやし、キャベツ、ニンニク、背脂、極厚のチャーシューが入っています。スープは豚骨醤油のような色合いです。
まずは麺を食べてみてびっくりです。極太麺でコシが強いです。福岡のラーメンは基本的に細麺なので、スルスルと食べることができる印象ですが、この麺はしっかりと噛みながら食べるという感じの麺でした。この麺は製麺屋 慶史という所の麺を使っているそうです。
そして、1cm以上あるチャーシューの分厚さも驚異的です。このチャーシューは、これだけ分厚くても簡単に噛み切れるほど柔らかく煮込んであり食べやすかったです。
スープは最初に思った通りの豚骨醤油ですが、福岡の豚骨醤油ラーメンと比べると醤油が濃いめでした。また、脂も思ったよりくどくなく、気がついたら残さず食べ終えてました。しかしそこは二郎系です。小・150gを注文したにもかかわらず、お腹いっぱいになりました。
それもそのはず、博多ラーメンの一般的な麺の量は100g前後といわれています。その1.5倍の麺の量があり、野菜がたっぷり入って、チャーシューもどーんと分厚いので満腹になって当然でしょうね。
オープンしたばかりで忙しいなか、店長さんがインタビューに応じて下さいました。
石井:ラーメン激戦区の福岡に二郎系ラーメンを出そうと思ったのはどうしてですか?
店長:関東エリアでは二郎系は中毒性が高いといわれているくらい美味しいラーメンなんです。その美味しいラーメンを福岡にも広めたいと思って店舗を出すことにしました。
石井:注文(コール)する時に、すごく緊張したのですが、関東の方は慣れているんですか?
店長:僕も福岡のラーメンを食べる時に麺の硬さを言うのは緊張します。おそらく慣れの問題だと思いますよ。慣れている方は、こちらが聞く前に注文内容を言ってくることもあります。
石井:なるほど。福岡でも店内に入った瞬間に硬麺と言う人もいますね。
石井:今後、どのような店舗にしたいと思っていますか?
店長:いまはまだ模索しながらやっているので、今後は味を調整したり店舗限定メニューを出したりしたいですね。また当店の麺は極太なので、この麺を使ってパスタのようにしても面白いかと思っています。
忙しいなか、嫌な顔をせずしっかりと対応していただきました。ありがとうございました。
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