【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part211:学食は大学だけじゃない 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧下さり、ありがとうございます。
ドラマに出てくるシーンから、韓国の文化や日本との違いを楽しく知ることができる「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」を今回もどうぞお楽しみくださいね☆
今回は、学校のなかで見られる不思議を2つ紹介していきたいと思います!
特に高校が舞台になっているドラマによく出てくるので、ぜひ、注目してみて下さい^^
ひとつめの不思議はこちら~!
「学食があるのは大学だけじゃない!」
日本の一般的な学校の場合、小学校から中学校までは給食がありますね。
高校によっては学食のある学校もありますが、高校生になると給食がなくなります。
そのため、お弁当を持って行ったり、購買を利用してパンやおにぎりを買ったりすることが多くなりますよね。
そして、お昼休みにそれを教室で広げて食べるというのが、日本の高校では当たり前に見られる光景です。
ところが、韓国ドラマに出てくる高校生たちは、日本の高校生のように教室でお弁当を広げて食べたり、購買でパンを買って食べたりしていません!
そのかわり、昼食のシーンでは、決まって食堂のような場所が出てきます。
その理由は、高校まで給食があるからなんです!
韓国では、小学校から高校まで学校給食があります。
学食のように見える場所は「給食室」と呼ばれています。
学校の規模などにもよりますが、高校だけでなく、ほとんどの小中学校にこの給食室があるんです。
日本では、給食は各教室で配膳して教室の机で食べることが多いですが、韓国では教室ではなく給食室で食べます。
ただ、給食室のテーブル数には限りがあるため、大きな学校では低学年の時間と高学年の時間を分けて給食を食べるんですよ。
さらに、日本とはこのような違いがあります。
・給食当番がない
日本では当たり前の給食当番ですが、韓国にはありません。
給食は調理員さんが配膳してくれるので、子供たちは「식판(シクパン)/食板」と呼ばれるトレーを持っていき、そこに調理員さんが盛り付けてくれるというシステムになっています。
・牛乳が出ない
給食といえば牛乳ですよね!
しかし、韓国の小学校では給食の時間に牛乳は出てきません。
その代わり、午前中の休み時間に牛乳を飲むんです!
しかも、飲みたい人だけが飲む選択制です!
日本ではアレルギーなどの特別な事情がない限り、牛乳は飲むのが当たり前ですが、韓国では飲みたい人だけが注文用紙を提出する仕組みになっています。
しかし、なかには本当は飲みたくても経済的な理由から注文できないという家庭もありますよね。
そこで、現在は政府が学校の牛乳を無料にする支援を行っているようです。
成長期に必要な栄養を取ることができる牛乳ですが、なかには牛乳が苦手だったり、体質的に合わないという子供もいますよね。
無理強いをしないこの牛乳選択制というのはなかなか良いシステムかもしれません!
それでは2つめの不思議をみていきましょう!
「校内ではサンダル履きOK?!」
日本では、学校の上履きには指定があることが多いですよね。
しかし、韓国ドラマに出てくる高校生を見ていると、校内でなぜかサンダルを履いていることがあります…
韓国の高校の制服ってカワイイですよね
今やその着こなしは日本の高校生たちの注目を集めるほどなのに、足元だけサンダルって、なんだかチグハグな感じがしますが…
なぜか韓国では校内でサンダルを履くことは校則違反にならず、暗黙のルールと化しているんです!
さすがに小学生には少ないのですが、中高生になるとサンダルデビューする子が増える傾向にあります笑
しかし、サンダルといっても日本でイメージするファッション性の高いカワイイ感じのものではありません。
「학생 슬리퍼(ハクセンスルリポ)」と呼ばれる、校内で履く用の学生スリッパというものが売られているんですね。
学校では、この「학생 슬리퍼(ハクセンスルリポ)」を履いている子が多いです。
さすがに体育の授業などではきちんと靴を履きますが、それ以外の時間はサンダルで過ごすということも多いんです。
日本では滅多にないことなので、ちょっと驚きですね!
いかがでしたか?
今回は、韓国ドラマの学校のシーンで見られる不思議を2つご紹介しました!
給食にも上履きにも、こんなに日本との違いがあるんですね~!
最近は、ウェブ漫画が原作のドラマも多いですし、高校が舞台になっている作品も多いです。
そういったドラマのなかに、今回紹介した不思議が出てくる率高いですよ~!
今回の不思議が気になる方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね☆
次回も面白くてためになる韓国ドラマの不思議をお届けしたいと思います!
それでは、またお会いしましょう♪