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マンチェスター2023パラ水泳世界選手権が開幕。木村が銀、鈴木が銅

佐々木延江国際障害者スポーツ写真連絡協議会パラフォト代表
Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC

7月31日から8月6日までマンチェスター(イギリス)でパラ水泳の世界選手権「Manchester 2023 Allianz Para Swimming World Championships」が開催されている。

世界69ヶ国から548人の水泳選手が出場するこの大会で、日本からは21人(男子12名、女子9名)が出場している。

初日は、木村敬一(東京ガス)が50m自由形S11で河合純一の日本記録を更新する26秒32で銀メダルを獲得、1位はオランダのロジャー・ドーズマンで自己ベストによる金メダルだった。

男子50メートル自由形S11の表彰式。1位 DORSMAN Rogier、2位 木村敬一、3位 HUA Dongdong Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC
男子50メートル自由形S11の表彰式。1位 DORSMAN Rogier、2位 木村敬一、3位 HUA Dongdong Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC

パラリンピック5大会連続出場の鈴木孝幸(GOLDWIN)が男子50メートル平泳ぎSB3で銅メダルを獲得した。

男子50メートル平泳ぎSB3、1位 JO Giseong(韓国)、2位LUQUE Miguel(スペイン)、3位 鈴木孝幸 Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC
男子50メートル平泳ぎSB3、1位 JO Giseong(韓国)、2位LUQUE Miguel(スペイン)、3位 鈴木孝幸 Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC

知的障害の木下あいらは女子200メートル自由形S14で自身のアジア記録を更新する2分10秒83をマークし5位で初日をスタートした。全日程で5種目を泳ぐ。

イギリスでの世界選手権は2015グラスゴー、2019ロンドンに続く3回目となる。今回の会場はマンチェスター アクアティクス センター。イギリス北西部にあり、2002年のコモンウェルスゲームズ(英連邦の国々が参加する総合スポーツ大会)のためにエリザベス2世によって建設され2000年にオープンした。

(Photo/Sam Mellish/Manchester 2023 LOC 校正・地主光太郎・そうとめよしえ)この記事は8月1日、PARAPHOTOに掲載されたものです。

国際障害者スポーツ写真連絡協議会パラフォト代表

パラスポーツを伝えるファンのメディア「パラフォト」(国際障害者スポーツ写真連絡協議会)代表。2000年シドニー大会から夏・冬のパラリンピックをNPOメディアのチームで取材。パラアスリートの感性や現地観戦・交流によるインスピレーションでパラスポーツの街づくりが進むことを願っている。

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