【鎌倉市】薪窯で焼くお米100%の玄米パン。外はカリッと、中はもっちり、初めて出会う感動の美味しさ!
私たちの食卓に欠かせないお米。といっても、パンが好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ご飯もパンも両方好き!」という方にもおすすめなのが、ササニシキをパンにして薪窯で焼いた、“100%お米を使った玄米のパン”です。
小麦粉を使用していないグルテンフリーなので、小麦製品が食べられない、小麦を控えているけどパンが食べたい!という方も召し上がれます。
“ご飯派”も“パン派”も、 きっと満足できる、「薪窯nanana」をご紹介します。
「薪窯nanana」とは
JR鎌倉駅から徒歩約5分、小町通りを鶴岡八幡宮方面に向かい、杉養蜂園の脇にある細い路地を道なりに進みます。
賑やかな小町通りから一歩奥に入るとこんなにも静かとは、と思いながら歩いていると、薪を背負っているクマさんの看板が見えてきました。
お店の外にはたくさんの薪が積まれていました。これは杉の木の間伐材なのだとか。
店主が「日本の森林保全に自分なりに関われないか」と考えた末、森林整備で伐った木を薪として、資源を再利用しているのだそう。
パンを買ってくださる方と日本の森が自然と繋がるお店にできれば、という想いから “パンづくりは森づくり“という隠れたコンセプトに惹かれました。
店内は黒と木の温もりがマッチした内装デザインです。焼きたての香ばしい香りが漂い、思わず深呼吸してしまうほど。それもそのはず、陳列されたパンの後ろには大きな薪窯がありました。
自作の薪窯でパンを焼いています
店主自ら作られたという薪窯。なんと使用したレンガは800個以上!
今回特別に見せていただきました。まだ火が残っており、リアルな熱気を感じます。
薪窯は、通常のオーブンと比べかなり大きな熱量があります。高温かつ短時間で焼くことでパンの水分を閉じ込めるので、中はもっちり、外はカリッと、焼き上がるのだそうです。
原料となるのはササニシキ。農家さんから自然栽培農法で大事に育てられたササニシキを玄米や精米の状態で取り寄せ、生米から生地をつくるそうです。
糖度が低く、粘りの少ないあっさりとした味わいで、血糖値の上昇が穏やかで消化が良く、身体への負担が少ないのが特徴のお米です。
見た目はパンそのもの。パウンドケーキのようにも見えますが、香りが全く違います。まるでお餅を焼いたような香ばしい香り。そして表面には“パンのおこげ”ができているのです!
薪窯で焼いた6種類の玄米パン
ササニシキ玄米60%、白米40%という割合で、パン1本にお米が1.8合も使われています。見た目は小ぶりながらずっしりとした重みを感じます。
スライスしてオーブントースターでリベイクすると、外はカリッと香ばしく、中はもっちり。お米の旨みが凝縮され、小麦のパンとはまたひと味違った味わいです。
お米のような、パンのような、初めて出会う美味しさに驚きながら、バターではなく海苔の佃煮をディップしていただきました。原料は100%ササニシキなので、和の食材と良く合うのです!
小麦のパンにはないもっちり感と、小豆色に染まった美味しさのビジュアルがたまりません。パッケージひとつひとつに全ての原材料が書かれているのも安心ですね。
生地はもっちりお餅のようです。小豆甘納豆の優しい甘さと食感がアクセントになり、お米と仲良く調和して噛めば噛むほど甘みと旨みがじんわりと広がります。
他にも、
【黒米と濃厚チョコ(1本¥1,828 1/2本¥914) 】
【紅茶とアーモンド(1本¥1,784 1/2本¥892) 】
【黒豆雑穀玄米(1本¥1,698 1/2本¥849) 】
【山葡萄とクルミ(1本¥1,784 1/2本¥892) 】
と、身体に優しいラインナップが揃っていました。
グラノーラやラスクも!
オートミールではなく「玄米パフ」を主材料につくられたグラノーラ。
玄米パフのサクサク食感と、ナッツ類のカリカリ食感、開けたら手が止まらなくなる美味しさなのだとか。原材料に有機アーモンドや有機豆乳などが使われています。
お米の旨みが凝縮された、ササニシキの味が楽しめるパンのお店です。
店主のこだわりが生み出す、“お米100%の玄米パン”を味わってみませんか?
*掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
■薪窯nanana
住所 鎌倉市小町2-2-3
営業時間 11:30 ~ 17:30
定休日 火曜・水曜
電話 0467-60-1030