【横須賀市】子どもたち自身でローカルマガジンをつくるコロマガプロジェクト!目を輝かせて活動中
横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。
この情報誌は地元の子どもたちが地元のプロクリエイターと一緒に、自分たちの地域を取材して、文章、イラスト、写真などを手掛ける地域情報誌(ローカルマガジン)です。
2013年に静岡県から始まった非営利のプロジェクトのこの活動は、10年間で全国16地域に広がっています。
コロマガ横須賀制作実行委員会代表であり、横須賀生まれ、横須賀育ち、3人のお子さんを育てる鈴木英恵さんは「横須賀という街が大好きで、未来に生きる子どもたちが横須賀のことをもっと好きになってほしい、今よりもっと住みやすい場所になってほしいと願ってきました。
子どもたちが主体となったローカルマガジンの製作を通じて、横須賀のいいところや問題点を自分たちなりに感じてもらいたい。
また、地元愛を育み地域にある魅力を再発見していくきっかけの一助になりたい。
そして、この取り組みから生まれたマガジンを読んだ地域の人たちが、子どもたちの目線を通じて新しい横須賀の魅力に気づき、地域への愛が広がっていくきっかけになることを願いながら本プロジェクトを立ち上げました」と話します。
本格的に活動中!
横須賀市では、小学5、6年生を対象に7月に募集を行い、14名のメンバーが決まり、2024年8月31日から活動をスタートしました。
10月中には市内での取材活動も始まり、冊子制作に向けて本格に活動しています。
「子どもたちが地域のプロクリエイターと共につくる」のが、コロマガの最大の特徴であり魅力です。
ライター講座に潜入!
衣笠にある大明寺にて開催された『ライター講座』を取材しました。
講師は2000人以上の人にインタビューをしたご経験があり、数々の有名雑誌や本、ウェブマガジンで活躍するライター 木内アキさんです。
取材前に必要な準備のほか、現地取材のマナー、質問の仕方、話の聞き方などのレクチャーがありました。
重要なポイントがギュッと詰まっており、筆者も大変勉強になりました。
直接、プロの方から教えてもらえる機会は有意義で貴重な時間ですね。
「大事なのは最後まで書き終わることですよ」
講座の後半は、子どもたち同士でインタビューを行い、記事を書く練習です。
木内さんは各テーブルを回りながら、子どもたちの質問に答えています。
インタビューした内容を限られた時間と文字数の中で書くのは大変ですよね。
悩みながらも、一生懸命に書く様子に感動しました。
これまで大人向けの講座は開催してことがありますが、子ども向け講座は初めてだと話す木内さん。
「自分たちがやりたいと応募した子どもたちなので、説明しただけでできています。学ぶことを楽しんでくれていて嬉しい」と仰っていました。
ライター講座の後には、フォトグラファー栗原佐織さんによる撮影講座が行われ、きれいに写真を撮るためのコツや撮りたい写真を撮るために欠かせない事前準備などを学びました。
未来の横須賀をデザインする!
コロマガ横須賀 vol.1は3,000部を発行し、ご協力いただいた企業様を通じての配布や、子育て支援施設や市内の小学校への配布・設置協力を行う予定。
子どもたちが学びながら楽しみながら、横須賀の良さを発信していき、横須賀の未来をより魅力ある街として人の輪が広がっていきます。
横須賀では初の試みである『コロマガ横須賀vol.1』の出来上がりが楽しみですね。
現在、クラウドファンディングを実施しており、集まった金額次第で発行部数が増えるとのこと。
詳細は公式HPをご覧ください。
記事一覧はこちら