「オクラはお湯で茹でないで!」八百屋からの警告!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
気温が高くなってきて、青果コーナーも春野菜中心の売り場から夏野菜を目立たせる売り場に変わっていっているのではないでしょうか。
そんなこれから旬を迎えて美味しくなってくる夏野菜。ピーマン、ナス、トマト、きゅうりなどありますが、皆さんはどの夏野菜がお好きですか?
私が個人的に好きな夏野菜は「オクラ」です。あのネバネバとした食感が好きで、特に納豆や長芋と一緒にネバネバ丼にしたり、蕎麦にかけて食べても美味しいですよね。
そんなオクラですが、お湯を沸かして茹でるのめんどくさくないですか?特に最近の夏は暑いので「なるべく火を使った調理をしたくない」という方も多いのではないでしょうか。
実はオクラは茹でなくてもレンジで調理できます!しかもレンジを使った方が栄養が残りやすいんです。
そこで今回は「オクラをレンジで調理した方が栄養が残りやすい理由」と「レンジを使ったオクラの調理方法」を紹介していきます。
オクラをレンジで調理した方が栄養が残りやすい理由
オクラは茹でるよりもレンジで調理した方が栄養価を多く摂ることができます。
その理由は、オクラは水溶性の栄養素を多く含んでいるので、長時間茹でれば茹でるほど水溶性の栄養素がお湯に流れ出てしまうんです。
オクラに含まれる水溶性の栄養素は「ペクチン」「葉酸」「ビタミンB1」「ビタミンC」などを含みます。
茹でたお湯をお味噌汁やスープにして飲むのであれば、栄養を無駄なく摂ることができますが、お湯を捨てるのであればレンジで調理した方が良いでしょう。
レンジを使ったオクラの調理方法
オクラは、茹でなくてもレンジでチンするだけで食べることができます。
手順を説明していきます。
1.ネットとオクラをこすり合わせるように両手でゴシゴシ洗いうぶ毛を落とす
2.ガクのフチをカットする
3.オクラを皿に重ならないように並べる
4.ラップをかけて600wで1分加熱する
5.食べやすいサイズにカットする
そのままポン酢と鰹節をかけるだけで、おいしい副菜が1品できあがるのでとても便利ですよ。
オクラのレンジ調理についてまとめ
今回は「オクラをレンジで調理した方が栄養が残りやすい理由」と「レンジを使ったオクラの調理方法」を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、これからが旬のオクラをたくさん食べてくださいね。
他にも「新鮮でおいしいオクラの選び方」や「オクラが長持ちする保存方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。