ガジェット好きが行き着いたアンサー。映えないが実用的な充電ステーション
ガジェットの充電環境を劇的に改善!プロが実践する「2つのステーション」活用術デジタル機器が増え続ける現代、充電環境の整備は切実な課題となっている。特にクリエイターやビジネスパーソンにとって、デバイスの充電切れは致命的だ。本記事では、年間100台以上のガジェットをテストする筆者が、実践している効率的な充電環境の構築方法を紹介する。
2つのステーションで解決する充電の悩み
「作業効率を下げない」という原則のもと、充電専用エリアをサブデスクに確保。投資額2万円程度で、プロ仕様の充電システムを構築できる。
メインステーション:日常使いの完璧な解決策
中心となるのはCIOのPolaris CUBE DESK(実売価格:約8,000円)。USB-Cポート2基とACコンセントを搭載し、複数機器の同時充電が可能だ。最大の特徴は、スパイラルケーブルの常時接続。
巻き取り式と異なり耐久性が高く、即座に充電開始できる。さらに、視認性重視の配置により、充電忘れを防止できる。
サブステーション:パワフル充電の切り札
MacBookなどの高出力機器用に、引き出し収納を活用。Anker 737 Charger(120W)を中心に、複数の充電器を効率的に配置している。
引き出しの取っ手裏にはマグネット式ケーブルホルダーを設置。見た目の煩雑さを解消しながら、最大6台の同時充電を実現した。
失敗しない充電環境の作り方
よくある失敗と対策
- ケーブルの絡まり→スパイラルタイプの採用
- 充電忘れ→視認性の確保
- 出力不足→用途別ステーション分け
拡張性への配慮
- 将来的な機器の増加を見据え、余裕を持った設計が重要。特に電源タップの容量は、現状の1.5倍程度を確保することをお勧めする。
まとめ:誰でも導入できる実用的システム
この充電システムの真価は、コストパフォーマンスの高さにある。ネット上で見かける「充電ステーション」の多くは魅力的だが、実際に充電するデバイスや充電の頻度を考えると、意外とシンプルかつ省スペースな充電ステーションで事足りることに気付く。
だからこそ、僕はメインの充電ステーションを用意し、ごく稀に大量のデバイスを同時に充電しなければならない状況のために、サブの充電ステーションを設置した。見た目の美しさより使いやすさを重視した本システムは、日頃より充電の煩わしさから解放してくれる。
まずは自身の使用環境に合わせて、段階的な導入を検討してみてはいかがだろうか。