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海釣りの嫌われ者を救いたい…!エソを絶品料理に変える方法とは?

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海釣りで青物や根魚など、あらゆるターゲットを狙っている時に嫌というほど釣れるエソ

あまりにもよく釣れることや、持ち帰って食べても小骨が多すぎることから、釣り上げた時に「エソか…」と落胆する人は見たことがあれど、喜ぶ人は見たことがない魚です。

今回はそんな海釣りの嫌われ者であるエソを美味しく食べる方法を試してみました。

海釣りの嫌われ者であるエソがこちら

こちらが今回のテーマであるエソです。

全体的に細長い形をしていて、英語でも「Lizardfish(トカゲ魚)」と呼ばれるように、どこか爬虫類のような見た目をしています。

この見た目で意外と遊泳力も高く、ルアーを早巻きしても食ってくるので釣り分けることは不可能です。

この日も何匹リリースしたかわからないくらいよく釣れました。

こちらのエソ、ただ良く釣れるだけなら釣り人にもこれほど嫌われることはないのですが、持ち帰って食べてみるとその理由がわかります。

エソが釣り人から嫌われる理由とは?

エソが釣り人から嫌われている理由を確かめるために、試しに持ち帰って塩焼きにしてみました。

見た目は非常に美味しそうなのですが

いざ一口食べてみると

味は旨味がしっかりしていて美味しいんですけど、とにかく小骨が多いんです。

普通の魚では考えられない位置に、しかも考えられない本数の骨が入っています。

骨を避けて食べようとしても、必ずどこかに骨があると言っても過言ではないくらい骨が口の中に入って非常に不快な食感。

味自体はよく、食用としてのポテンシャルを感じる魚であるにも関わらず、キロ単価100円程度と非常に安い値段で売られています。

この嫌われ者のエソを救いたいということで、美味しく食べる方法がないか試してみました。

その① かまぼこ

一つ目に試してみたのはエソ料理の定番「かまぼこ」です。

実はエソはかまぼこの材料としてはメジャーな存在として知られています。

この記事では詳しいレシピについては触れませんが、おおまかな手順は以下の通りです。

  1. 小骨をとる
  2. 水に晒してうろこや小骨を取る
  3. 卵白、塩、みりんなどを加える
  4. フードプロセッサーで細かく刻む
  5. 形を整える
  6. 蒸す

詳しいレシピについては下の記事でご覧いただけます。

身の中から丁寧に小骨を取り

フードプロセッサーで刻んだ身を、かまぼこの形に整え

鍋に水を入れて蒸します。

そして完成したかまぼこがこちら。

初めての方でも思ったよりもしっかりとしたかまぼこが作れます。

味に関してもこれがなかなかのもので

自分で作ったエソのかまぼこは、驚くほど旨味が濃くて絶品です。

ただこちらのエソのかまぼこ、非常に美味しいのですが、やはり手間がかかります。

この手間を考えると手軽にエソを持ち帰る気にはなれないということで、もっと他に良い料理はないか考えてみました。

その② なめろう

かまぼこよりも手軽に作れる料理ということで、目をつけたのがなめろうです。

なめろうといえばアジの小骨ごと細かく刻んで薬味と混ぜ合わせた料理ということで、小骨の多いエソとも相性が良いのではと思い試してみました。

こちらも詳しいレシピは紹介しませんが、大まかな流れは以下の通りです。

  1. 小骨を取り除く
  2. 薬味、調味料と混ぜ合わせる
  3. 細かく刻む

詳しいレシピについては下の記事でご覧いただけます。

まずはエソの小骨を取り除きます。

今回はスプーンを使って押しつぶすように小骨を取り除いてみました。

小骨を取り除いた身に薬味を混ぜ合わせて

再度、細かく刻んで混ぜ合わせます。

そして完成したエソのなめろうがこちら。

見た目は完全にアジのなめろうと同じです。

ではエソのなめろうを食べてみると

「これは絶品…!」

エソは小骨が多いだけで身自体は旨味が濃い魚なのですが、その旨味と大葉や生姜、ネギなどの薬味の爽やかさが合わさって非常に美味しい味わいになっています。

また味噌のコクと、ごま油の香りがさらに美味しさを引き立たせています。

丁寧に骨を取り除いて、細かく刻んでも小骨が残ってしまうのですが、このレベルであれば美味しく食べられました。

先ほどのかまぼこと比べて調理も簡単なので、これなら気軽に持ち帰って食べることができそうです。

今回は海釣りの嫌われ者であるエソを使った絶品料理について紹介しました。

特になめろうは簡単ですし、アジのなめろうと変わらないくらいに美味しいので、ぜひエソが釣れた時には試してみてはいかがでしょうか?

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