【ザ・縦目ベンツ】#31 メルセデス ベンツ220S (W111) 30年、愛する奥様も維持を後押し
所有30年の縦目ベンツ
メルセデス・ベンツ220S (W111)型から降りてきたのはガソリンスタンドを経営するタカシさん。
1964年式の「縦目ベンツ」を購入したのは今から30年前とのこと。
18歳になってすぐに免許を取得し、最初に買ったフォルクスワーゲン・ビートルを皮切りに、数多のクルマを乗り継いできました。
その中でも印象深かったのはサーブ900ターボ16と、今の愛車と同じくメルセデスのW123ワゴンだと語ります。
ボディに惚れ込み 個人売買で入手
このW111を入手する前には一つ新しいW108型に乗っていたものの、より丸みを帯びたW111型のボディに惚れ込んで探し出したと言います。
今と違い中古車サイトなどなかった時代、クルマ雑誌の個人売買欄から見つけ出したとのこと。
富山県在住の前オーナーと固定電話や写真の郵送でやりとりを重ね、ようやく購入にこぎつけたと語ります。
奥様もクルマ好きで、タカシさんがしばらくこのクルマに乗っていないと「乗ったら?」と勧めるのだとか。
ビッグトラブルなし 一生乗り続けたい
タカシさんにとってこのクルマのお気に入りポイントはまず第一にデザインなのだそう。
ドイツ車らしい信頼性の高さゆえ、年式の割に手もかからず機械的な部分のメンテナンスを怠らなければ大きなトラブルもないとのこと。
通勤で毎日使うわけではなく、休日に近場にドライブに出かけ、2万人近くのフォロワーを持つインスタグラム用の撮影に使っているのだとか。
特徴的なルックスにゆったりとした乗り味が魅力のこのクルマ、一生乗り続けたいと語ります。