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【川越市】2023年12月| 川越市場の仲卸人に聞いた!年末の買い物で注目すべき食材とは?

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

早いもので2023年も残すところあと少し。今年も年末年始の買い物をする時期がやってきました。川越総合地方卸売市場では、12月26日~30日まで毎年恒例の「年末大開放市」が開催中。
物価高騰の中、どんな食材がお得なのでしょうか?川越市場の仲卸人に年末の買い物で注目すべき食材を聞いてみました!

水産部門の今年の傾向

今年は、カニがおすすめ!

「昨年と比べて価格が2~3割ほど下がっているロシア産のカニが今年のおすすめ!ただ、大ぶりなタラバや毛ガニなどは流通が少なめ。川越市場ではサイズが大きいものから小ぶりなものまで、品質が良いものを幅広く取り揃えています。もちろん、大ぶりなカニも在庫を持ってますよ!」とミスミフーズの三角さん。

いくらはお買い得!加工品はやや高め

「タラコは、昨年と比べて価格に変動はない。いくらやホタテは価格が2割ほど下がっている物もあります。かまぼこや伊達巻きなどの加工品は、原料高騰のため例年よりもやや高めです。」と太産商事の金子さん。

正月にはかかせないマグロの価格は?

「全体的には、昨年と比べて価格は変わらず。一部、地中海産のマグロは価格が安くなっている物もあります。うちで人気が高いのは、冷蔵チルドのメバチまぐろのお得もり。年末は1,500円で本マグロのお得もりも提供します。

川越市場では年末も通常通り入荷があり、安心していつも通りの価格でお買い物を楽しんでもらえます。」と話すのは川越マル二水産の岩立さん。

精肉部門の今年の傾向

こだわりの自家製ハムがおすすめ

「昨年と比べて特に価格は変わらず。また、年末だから価格が高くなることもなく通常通り。おすすめは、国産の原料にこだわった自家製のハム
毎週土曜日に提供している1,000円のお得パックのロースや切り落としも人気です。」とアンデス食品の山内さん。

幅広い価格帯に対応!

「平田屋では、ランクの高い肉からお手頃な価格帯まで幅広く取り揃えています。年末年始用のちょっと贅沢で質の高い国産のすき焼き牛やサシが入った霜降り肉も豊富にご用意してお待ちしています。」と平田屋精肉本店の平田さん。

青果部門の今年の傾向

小ぶりなみかんは甘くて美味しい!

「白菜は安定した価格であるが、きのこ類は昨年よりやや高め。
おすすめは、埼玉産の里芋。味わいが濃く、ねっとりしてとても美味しい。果物については、りんごは例年より価格が高め。みかんは昨年と同等の価格で、甘味が凝縮しているSやSSサイズがおすすめです。」と埼玉大徳青果の鈴木さん。

小売り生鮮専門店の傾向

生鮮漁港川越

「今年のおすすめは、ズバリ昨年より価格が下がっている「ズワイガニ」で品揃えバッチリ!価格は昨年と変わらないですが、品薄だったみかんのSやMサイズも今年は潤沢。小玉は、甘みが凝縮してとても美味しいです。」と水産及び青果責任者の大畑さん。

また、生鮮漁港川越では12月26日~31日の毎日、店内にてマグロの解体販売を開催予定。ぜひ、店頭で新鮮なマグロをチェックしてみてください。

まとめ

2023年は、原料高騰で値上げラッシュの年でした。全般的に価格は前年並みか、やや高め傾向。その中でも、カニやいくらなど値下げ傾向の食材も!小ぶりではあるが甘く美味しいみかんの存在も見逃せない。買い物の際にはぜひ、これらの食材にぜひ、ご注目を!

川越市場では、12月26日~30日まで、「年末大開放市」が開催中。
川越市場では30周年の感謝の気持ちを込めて、各店でお正月用品や旬の生鮮品等を豊富に取り揃え、皆さまのお越しをお待ちしています。お買い物と合わせてお食事処も是非ご利用ください。」と話すのは川越総合地方卸売市場担当者の鈴木さん。

物価が高騰する中、少しでもお得な食材を購入して家族で楽しい年末を過ごしてみてはいかがでしょうか?

◆施設情報◆
川越総合卸売市場
住所
埼玉県川越市大字大袋650番地
電話:049-240-2246(代)
「年末大開放市」のスケジュール
開催日時
12月26日(火)~30日(土)
営業時間:あさ7時~お昼頃まで
生鮮漁港川越は、31日の夕方6時まで営業
※撮影・取材協力
川越総合卸売市場

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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