「いちごはいつ洗うのが正解?」意外と知らない特性と美味しく長持ちさせる洗い方を料理家が伝授
こんにちは。料理研究家のお天気ママです。料理のレシピや時短の裏技、季節の養生レシピを紹介しています。
今回は意外と知られていないいちごの特徴と美味しく食べるための洗い方を紹介します。購入してきたいちごは、洗うタイミングによって味と長持ちさが全く変わってきます。ぜひ参考にして、旬のいちごを楽しんでくださいね。
追熟しないから冷蔵で
バナナやメロンは追熟をするので、常温で置いて、食べる前に冷蔵するとおいしく食べられますよね。でも、意外と知られていないのがいちごは追熟をしない果物であるということです。
追熟をしないため、常温で置いておくメリットはなく、逆に常温では傷みを進ませてしまうので注意が必要です。このため、冷蔵で保存するのが正解です。
洗うタイミングは?
いちごは圧力がかかった部分から傷みが進んでしまいます。そのため、保存する場合にはパックから出してあげることが大切です。
洗うタイミングは、私はパックから出した時に洗うようにしています。水に浸かることで香りは薄らいでしまいますが、洗うのは必須で前か後かだけなので、開封と同時に洗っておくと、傷みを最小限に抑えられます。
洗ってから保存をしておくと、好きなタイミングでいつでも食べられるのもいいですよね。傷み予防と利便性から洗うタイミングは、「購入したらすぐ」というのが私の中の正解です。
甘く感じる洗い方
いちごを洗う際に、おすすめなのが塩水で洗うことです。スイカに塩をかけて食べると甘く感じるように、いちごも塩味をまとうと甘く感じて、美味しく食べられます。
ボールに水と一緒に、塩(小さじ1程度)を加えます。ここにいちごを入れて、2~3回くらいさっとかき混ぜて、すぐにザルにあけます。
長く水に浸しすぎると、水っぽくなり香りも薄らぐので、汚れを落とすためにさっと洗うだけでOKです。
洗った後は、ヘタの周りには雑菌がついているので、ヘタを切り落としてから、保存するようにしてくださいね。
逆さにして保存
いちごは先端の頂果部ほど甘いことはみなさんご存じですよね。逆にいうと頂果部ほど糖度が高く、傷みやすいので注意が必要です。洗ってヘタを取った後は、ヘタがついていたほうを下にして保存をすると、傷みにくく長くおいしさキープで保存することが出来ますよ。
まとめ
・追熟しないため常温保存は厳禁
・購入したら早くパックから解放して洗う
・塩水で洗うと甘く感じる
・糖度が高い頂果部ほど傷みやすい
・ヘタがついていたほうを下にして保存
上手に保存をして、美味しくお得に食べてくださいね。他にもいちごの記事を執筆しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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⇒いちごが傷まない持ち帰り方とは?高級スーパーの店員さんがしている裏ワザがすごかった!ストレス緩和
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