4機のB-1B爆撃機がグアムに再配備
5月1日、アメリカ空軍のB-1B爆撃機4機がグアムのアンダーセン基地に再配備されました。4月17日にグアムからB-52爆撃機5機がアメリカ本土に撤収してから2週間の空白期間を経て、再びグアムに爆撃機が戻って来ました。
- 4月17日 B-52爆撃機5機がグアムから撤収
- 4月22日 B-1B爆撃機2機が日本付近に飛来
- 4月29日 B-1B爆撃機2機が日本付近に飛来
- 5月01日 B-1B爆撃機4機がグアムに再配備
B-52爆撃機がグアムから撤収して以降、1週間おきにアメリカ本土からB-1B爆撃機が日本付近に飛来しては航空基地には降りず帰っていくという動きが2回行われた後に、B-1B爆撃機がグアムに降り立ったのです。
これは再びグアムに爆撃機を恒久的に展開するという意味ではなく、4月22日から5月1日までの動きはこれからの爆撃機の運用のモデルケースであると示す目的があるのだと思われます。アメリカ本土から飛来し、必要に応じて一時的に前線基地に再展開し、またアメリカ本土に戻っていくという柔軟な運用を早速試しているということなのでしょう。
・太平洋空軍(PACAF)よりB-1B爆撃機グアム再展開の説明
・自己位置をADS-Bで公開しながらグアムに到着したB-1B
【関連】グアム配備のB-52爆撃機が撤収した後、B-1B爆撃機が日本上空に飛来(2020/04/23)