【木更津市】第49回やっさいもっさい開催決定!電力の一部は電気自動車から供給されるって知ってる?
※第49回やっさいもっさいは2023年8月14日に開催済みです
こんにちは、なかぶです。
待ちに待った木更津港まつりの時期がやってまいりました!
台風7号の接近で一時開催が危ぶまれた、8月14日のやっさいもっさい踊り大会ですが、台風が西にそれたため、開催することが木更津市から発表されました!
2019年以来のやっさいもっさい。
どうなるかと思いましたが、開催されそうで本当に良かったですね。
そして、木更津市はオーガニックシティ。
お祭りに使う一部の電力もエンジン式の発電機ではなく、大容量の蓄電池を持つ電気自動車から供給されます。
今回は4年ぶりの木更津港まつりの開催を記念して、オーガニックシティ木更津市の取り組みについて紹介したいと思います。
電力は電気自動車リーフなどから
木更津市では、木更津市を人と自然が調和した持続可能なまちとして、次世代に継承しようとする取組である「オーガニックなまちづくり」を実践している企業を「オーガニックアクション宣言企業」として登録しています。
そんなオーガニックアクション宣言企業の1つであるハナダ電機工業さんの協力により、会場内で使用される照明及び音響電源の一部を電気自動車(EV)から電源供給を行うとのことです。
前回の開催では木更津駅西口前に電気自動車2台を置き、電気自動車からの電力をコンセントと同じ電気に変換するアダプター(パワー・ムーバー)を使って、照明や音響機器の電力を供給していました。
このときはリーフとNV200(いずれも日産自動車製)の2台でしたが、今回は木更津市の公用車2台(日産リーフ、三菱eKクロスEV)、さらにハナダ電機工業のリーフe+と日産自動車からARIYAが提供されるとのことで、より大規模なものになると思われます。
踊りの中にいたことがある方や、やっさいもっさいを見に行ったことがある方ならわかると思いますが、照明機材の根元にある発電機って意外に音が大きくて気になるんですよね。
木更津駅前だけですが、ブルブルうなるエンジンノイズがなく、やっさいもっさいの音がよく聞こえると思いますよ。
電気自動車は走る蓄電池、災害時にも活用!
4年前(令和元年)の台風15号、覚えてますか?
千葉県内が広域で長期間停電した、あの台風です。
いまでこそ日産自動車(および県内販売会社)と木更津市、ハナダ電機工業との間で「電気自動車を活用したまちづくり連携協定」が結ばれ、包括連携パートナーとしていざというときには対応が可能となっていますが、4年前の被災当時はその準備をしている段階。
しかし、その準備をしていたおかげで迅速な対応ができ、電気自動車を利用した電源供給を行うことができました。
今では木更津市の公用車にも電気自動車が採用され、今回のやっさいもっさいでの電源供給は、緊急時のための重要な訓練の場の一つと位置付けられているそうです。
自治体と民間企業が連携して、いざというときに対応してくれるオーガニックシティきさららづ、なんかちょっと安心できますよね。
雨が降らないといいけど…
無事開催が決定したやっさいもっさいですが、この記事作成時の天気予報を見る限りでは、開催時間帯にカラッと晴れる!というわけにはいきそうにありません。
蒸し暑い状態となりそうなので、踊り子さんたちも見物に行かれる方も、暑さ対策は十分にしておまつりに臨んでくださいね。
そういえば、何年か前のやっさいもっさいは、祭りが終わって引き上げてる最中にザーッと降ってきたことがありました…。
どうかお祭りが終わるまで天気が持ちますように!
ではでは~
【第49回やっさいもっさい踊り大会開催詳細】
開催日時:2023年8月14日18:00~20:30
開催場所:富士見通り(木更津駅西口(みなと口))
問い合わせ先:やっさいもっさい運営協議会事務局(木更津市観光協会内 0438-25-1377)