風薫る5月、オープンカフェでランチを食べたい時期になりました。亀有の「グリーンウィザードカフェ」は、森の中の魔法使いの館のようなレストラン。気候の良い時期はお店の前面がフルオープンになり、さわやかな空気の中でお食事を楽しめます。こちらで、盛りだくさんの美味しいランチを食べてきました！

JR亀有駅南口から歩いて5分ほど、亀有花の木通りの一角にグリーンウィザードカフェがあります。5月の晴れた日に訪れたところ、ミントグリーンの扉が開放されており、店内と外が一続きのオープンカフェになっていました。爽やかな初夏の空気に触れながら、お食事を楽しめるのが嬉しいです。

フローリングや板張りの天井があたたかみのある店内は、まるで魔法使いの館のよう。天井から壁を這う、大きな木の根のディスプレイが迫力です。波打つ根の間からは森の動物たちが顔をのぞかせ、お酒が並ぶ棚には植物がモチーフのランプや美しい天然石の置物など、パワーがありそうな物がいっぱい。不思議な物語が生まれそうなインテリアに、目が吸い寄せられます。

ウッディなテーブル席が並ぶ奥には、厨房が見えるカウンター席もあります。この日も家族や友人と訪れたグループ客からお一人の方まで、次々にお客さんが訪れていました。幅広い層の方々に人気のお店です。

この日はランチメニューの中から、同行の家族が「プレートランチ」（税込1,100円）を、筆者は「気まぐれランチ」（税込1,100円）を注文してみました。

週替わりのプレートランチは「豚ロースのガーリックバターソース」。サラダとスープに、パンかライスが付いてきます。お手頃価格で盛りだくさんなのが嬉しい！
三週間おきに変わる「気まぐれランチ」は、「ねぎとろとアボカドのサラダ丼～わさびしょうゆマヨネーズ」。こちらもスープ付きです。
ランチドリンクセット（税込200円）の中から、グレープフルーツジュースとグァバジュースもそれぞれ付けてみましたよ。

注文後ほどなく、プレートランチのサラダとそれぞれのセットのスープが運ばれてきました。サラダはふんだんに盛られたサニーレタスやプチトマトに、爽やかなバルサミコのドレッシングと粉チーズがかけられたもの。フレッシュな野菜にドレッシングの甘酸っぱさがぴったりです。
スープは刻んだ野菜とベーコンがたっぷり入ったコンソメスープ。具材の旨みがぎゅっと詰まっており、どこかホッとする美味しさです。

豚ロースのガーリックバターソースは、噛みしめるほどにじゅわっと旨みが溢れます。ほどよい噛み応えの豚ロースは、ガーリックの香りとバターのジューシーさに包まれ、たまらない美味しさ。セットのライスとともに食べると、豊かなお味がどんどん広がり、お腹も心も幸福感で満たされます。

ねぎとろとアボカドのサラダ丼は、大きくて具だくさん。レタスやパプリカ、プチトマトのサラダで彩られたどんぶりの中身をスプーンで掬うと、ネギトロとアボカドがどっさり入っています。とろけるようなネギトロとアボカドが、まろやかな味わいの中にツンとした辛みがある、わさびしょうゆマヨネーズにぴったり。ほのかにスパイシーな黒コショウも利いており、ご飯がどんどん進みます。

気まぐれランチは三週間ごとに新しいメニューに替わります。シェフによると、ねぎとろとアボカドのサラダ丼は、そろそろ終わりになるとのことでした。次のメニューも楽しみ。
週替わりのプレートランチは、とにかくボリューム満点で絶品。こちらも新しいメニューを食べに、定期的に足を運びたくなります。

魔法使いの館を訪れたような気分を味わえる「グリーンウィザードカフェ」へ、美味しさも量も充実のランチを食べに行ってみてくださいね。お腹も心も満たされます！