人生に悩んでいる人へ。グラハム・ベルの名言「扉が一つ閉まると、必ず…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はグラハム・ベルの名言をご紹介します。グラハム・ベル(1847~1922年)はスコットランド生まれの科学者で、電話機の発明者として有名です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいグラハム・ベルの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。グラハム・ベルの名言「扉が一つ閉まると、必ず…」英語&和訳(偉人の言葉)
「扉が一つ閉まると必ず別の扉が開くのです。ただ、閉まった扉をいつまでも悔しそうに見つめていて、開いた扉に気づかない、そういう人が多いのです」
アレクサンダー・グラハム・ベル(スコットランド生まれの科学者)
人生ではいいことと悪いことが同じ分だけ起こる。不運を先取りすることで幸運をたぐり寄せる。
家を建てるときお餅を投げることがありますよね。私の地元では「建前」と呼ばれているのですが、建物の骨組みが完成するとお餅を投げるのですよね。近所の人が集まってそれを拾う。お餅の他にもお菓子や小銭、お米を投げることもある。
ずっと疑問だったのですよね。家を建てればお金がかかりますよね。そこでさらにお餅までただで人に配ってしまう。損をするだけじゃないかと。なんでそんなことをするのだと。
これには「負の先払い」の意味があるようなのですね。家を建てるという「吉」を人にも配って分け与えることで、これから生じる恐れもある「凶」を和らげる狙いがあるのだと。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る
人生には、いいことと悪いことが同じ分だけ起こる。そんな法則があるのではないかなと。
いいことばかりの人生はなく、悪いことばかりの人生もない。富める者には富める者の苦労があり、貧しき者には貧しき者の幸せがある。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。プラスマイナスがゼロになる。
いいことと悪いことが同じ分だけ起こる。もし道を歩いていて五百円玉を拾ったら、それはいいことですよね。もしかしたらその後何か良くないことが起きてしまうかもしれない。では、道に落ちているゴミを拾った場合はどうだろうかと。ゴミを見つけることは幸運なことではありませんよね。幸か不幸かで言えば不幸だと思うのですね。
いいことが起こるのを待つのではなく、人が嫌がるようなこと、不運なことを率先して行う。先に不運なことをしてしまえば、後はいいことしか起こらない。
幸運というのは自分自身で引き寄せることができるものなのではないかなと。
人生に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はグラハム・ベルの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『グラハム・ベルの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、グラハム・ベルの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を41句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「人生というのは、自分を褒めたり祝福すればするほど、祝福すべきことが起こるのです」
オプラ・ウィンフリー(アメリカのTV司会者)
「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「求めているものの一部が欠けていることは、幸福に欠かすことのできない要素の一つである」
バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!