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ハズレのアボカドを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授!

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

アボカドの選び方

おいしいアボカドの選び方を箇条書きで紹介します。

・ヘタが浮いている
・皮がチョコレート色
・軽く弾力がある

1つずつ簡単に説明していきますね。

ヘタが浮いている

アボカドを選ぶときは、最初に「ヘタ」に注目しましょう。

ヘタがあるアボカドと、ないアボカドが混在しているときはヘタがあるアボカドを選びましょう。

理由はヘタがないアボカドは熟しすぎていたり、ヘタがはずれたところから空気が入って中身が酸化することがあるため、中が黒くなっている可能性が高いんです。

またヘタを見ることで熟度もある程度わかります。「ヘタが少し浮いているアボカド」は適度に熟していて食べごろの可能性が高いのでヘタが浮いているアボカドを見つけたら心の中でガッツポーズをしてカゴに入れるといいですよ。

※売り場のアボカドのヘタが全て外れている場合は、出荷前にヘタをとる加工がされている場合があります。その場合は、下記の方法で選びましょう。

皮がチョコレート色

次に「皮の色」に注目しましょう。

私が仕事をしていると「アボカドは黒い方がいいのよね?」と聞かれることがありますが、実は黒いアボカドを選ぶというのは間違っています。

というのも黒くなりすぎたアボカドは熟しすぎて傷んでいる可能性が高いんです。

逆に緑すぎるものは未熟な可能性が高いため緑と黒の間の熟度である「チョコレート色」のアボカドがベストです。

軽く弾力がある

最後に「アボカドの弾力」をチェックしましょう。

アボカドを優しく手に乗せて、お尻(ヘタの反対側)の弾力を確認しましょう。

かたいものは未熟です。逆に一部かなり柔らかくなっている部分があるアボカドは打身がありその部分が傷んでいる可能性が高いんです。

その日にすぐ食べるのであれば適度に弾力のあるアボカドを選ぶのがベストです。

※指先で触るのはマナー違反です。傷みの原因になるので、かならず手の平で優しく触りましょう。

アボカドの食べ方

アボカドの料理で一押しなのは「アボカドのごま塩昆布和え」です。

詳しい作り方は「 アボカドのごま塩昆布和え」いう記事を書いています。

めちゃくちゃおいしい料理なので、気になる方は読んでみてくださいね。

アボカドの選び方まとめ

今回は「鮮度の良いアボカドの選び方」を紹介しました。

アボカドはハズレが多いから買うのが怖いという方も多いと思いますが、この選び方を使って、たくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「アボカドを1ヶ月長持ちさせる方法」という記事も書いているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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