兄弟げんかが絶えない小学生は思いやりの心が大切!「仲良し兄弟になる」今やるべき3つの方法を教師が解説
お子さんの兄弟げんかが絶えず、イライラしてしまいますよね。今回は兄弟げんかが絶えない子供の共通点と、そういった子にどのように対処すればよいかを解説します。
兄弟げんかが絶えない子どもの傾向
兄弟げんかが絶えない子供の共通点は、自分の物に対する我が物根性が強く、思いやりの心が育っていないことです。相手の気持ちを考えられないため、トラブルに発展してしまいます。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。
1.他者の気持ちを考える機会を設ける
兄弟のどちらかの立場に立って物事を見る機会を設け、相手の気持ちを考えさせましょう。お話や本の内容を共有して振り返るのが有効です。
効果的な声かけ例
「もし、君がお兄ちゃんだったら、どう思う?」
NGな声かけ例
「自分のことしか考えないんだね」
2.家族で対話を大切にする
家族みんなで話し合う機会を積極的に設け、お互いの気持ちを共有し合いましょう。対話があれば、相手への理解が深まります。
効果的な声かけ例
「君の好きなアニメ、本当に面白いね!」
NGな声かけ例
「また喧嘩?やめなさい」
3.兄弟で協力する機会をつくる
掃除や料理など、兄弟で協力して行う家事を設けましょう。目標に向かって助け合うことで、きずなが深まります。
効果的な声かけ例
「今日は、ママとお兄ちゃんと3人で晩御飯を作ってみようか?」
NGな声かけ例
「兄弟なのに協力できないの?情けない」
まとめ
兄弟げんかが絶えない子は、思いやりの心が育っていません。他者の立場に立つ機会、家族の対話、協力する機会をつくることで、子供は兄弟への思いやりを学び、仲良く過ごせるようになります。焦らず寄り添いながら、ゆっくりとサポートしていきましょう。
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