八雲べに、天月らの楽曲が映画完成試写会で初披露
11日、ロスサントスバインウッドの映画館で映画「Answer」の完成披露試写会が行われた。エンディングにて天月、狂蘭 メロコ、八雲べに、Lightらによる楽曲「Nocturnal Night Fever」が初披露されSNSを中心に話題を呼んでいる。
中毒性が高すぎるとの声多数
この楽曲はLightが監督を努めた映画「Answer」のエンディング曲で、監督のLight自ら作詞作曲を手掛けたという意欲作。天月、狂蘭 メロコ、八雲べに、Lightという普段はコラボすら想像できない4人による見事なハーモニー。アップテンポな疾走感と、どこか平成初期のJ-POPを思い起こさせるメロディが一度聞くと耳を離れないと話題を呼んでいる。
メタバースの完成形ともいえるVCRの世界
実はこれ、プロゲーミングチームCrazy RaccoonとアパレルブランドのVaultroomがプロデュースするヴァーチャル世界「VCR GTA 3」での話。世界的人気を誇るオープンワールド対策「GTA V」の世界でゲーム実況者をはじめとした配信者や著名人が期間中に生活や仕事をするというオンラインイベント。 参加者は、警察や 救急をはじめ、飲食店経営やギャングとして銀行強盗を行うなどしてお金を稼ぎ各々の楽しみを開拓していく。
18時から翌朝6時までというスケジュールでありながら同時視聴者数35万人前後を連日のように記録し、多くの視聴者を楽しませている。
「VCR GTA」自体は三度目の開催となるが、今回始めて映画監督という職業が実装され、Light監督の映画が上映された。完成披露試写会には、警察やギャングを始め多くの参加者が集まり、同時に映画を楽しんだ。上映後にLight監督から挨拶があると、館内は拍手や歓声に包まれ熱気を帯びた。
その姿は、初期にメタバースの理想として描かれているそれそのものに見えた。メタバースがWeb3.0の一角として騒がれて久しいが、これほどまでに完成したオンライン仮想世界は他にないのではなだろうか。
サブスクサービスでの楽曲配信など今後の展開
楽曲に参加した八雲べにのポストによると、「VCR GTA3」最終日となる12日のフィナーレになにか動きがありそう。すでにXや切り抜きなどで繰り返し30万回以上表示されている投稿もあり、今後サブスクサービスでの展開なども期待される。