日本代表10名が出場 賞金総額2億9000万円 "フォートナイト世界大会"
アメリカテキサス州で現地時間の8日(土)正午、フォートナイトの世界大会『FNCS 2024 Global Championship』が開幕した。世界各地で予選を勝ち抜いた50チーム100名が賞金総額2億9000万円を争い戦う。日本からは5チーム10名が代表として出場する。選手たちは2日間で12試合を戦い、世界一の座を争う。
悲願の初ビクロイなるか
注目は各試合での1位となるビクトリーロイヤル(以下”ビクロイ”)を取れるかどうかだ。過去、日本人選手は2020年に行われた全豪オープンでRuri選手が取った以来ビクロイを獲得していない。また、現在のFNCSというリーグ形式になってからは世界大会でのビクロイは一度もない。ポイントも勢いも大きく掴むことができるビクロイを今大会で取れるかが大きな焦点となっている。
日本代表コンビのスタートダッシュ
大会初日の開幕でスタートダッシュを決めたのは日本代表のRise選手(RIDDLE所属)とYuma選手(ZETA DIVISION所属)だった。1試合目を8撃破の3位で終えると、総合順位は2位。2試合目には一時首位に躍り出るなど最高のスタートを切った。
強豪選手との練習試合で感じた手応え
思い返せば2日前、練習終わりのRise選手に話を聞くと「海外選手との練習試合では想像以上にいい成績が出ている。一方的にやられてしまうと思ったが、逆に自分たちが勝てているので良い自信になっている」と語ってくれていた。それでも慣れない海外の大舞台で初戦から強気に攻めることは簡単ではないはずだ。10代の彼らのアグレッシブさと勝負強さが光る初戦になった。
後半は失速もあり、初日を終えて30チーム中20位。明日の最終日は全てのポイントが1,5倍となり逆転も十分に可能となる。16歳と18歳、若き侍たちの前のめりな挑戦は続く。