【23区全域に大雪警報】都心も積雪!特に滑りやすいのはどこ?コスパいいカイロの使い方は?防災士解説
関東甲信地方では5日昼頃から雪が降り、東京23区内を含む広範囲に大雪警報が出され、積雪が増加中です。
明日6日の朝に移動する必要がある人は、都心も含めて積雪の路面を歩かなければなりませんが、街中で特に滑りやすいのはどこでしょうか?
また、強い冷え込みも予想されていますが、使い捨てカイロを使うならどこに貼るのがもっともコスパがいいでしょうか??
滑りやすい場所を避けて
積もった雪は多くの人に踏み固められるほど、ツルツルで滑りやすい路面になってしまいます。
たとえば地下鉄や店舗の出入口、横断歩道、バス停の付近などです。
また、歩道橋や橋の上は冷やされやすく、凍結しやすくなります。
さらに、駐車場の出入口付近のように、歩道でも車に踏み固められるような場所も注意が必要です。
カイロの効率的な使い方は?
使い捨てカイロは、基本的には太い血管が通っている場所や、その血管が皮膚の表面近くを通っている場所を優先して貼るのが効果的。
首の後ろや、わきの下、足首の後ろなどです。
今回のように雪が積もって下からしんしんと冷えるような状況下では、特に足首はおすすめです。
また、普段から肩などのコリに悩んでいる場合、こっている場所は血流が悪くなっています。
血流が悪いと体温を上げにくくなってしまうため、コリが酷い場所に貼って血行を促すことで体温を上げやすくなります。
6日の雪はどうなる?
このあと日付けが6日に変わる頃には関東の大雪は峠を越す見込みですが、その後6日も断続的に雪が降るところが多いでしょう。
6日に降る分については5日ほど量は多くないため、大きな影響はなさそうです。
ただ、雪が降るほどの冷え込みが続くため、積もった雪は解けにくくなります。
今回の積雪は6日も残るだけでなく、場合によっては7日も解けずに影響が続くおそれがあります。
外に出なければならない仕事や用事がある人は、7日にかけても予定を変更できるよう準備しておいた方がよさそうです。