【豊見城市】消毒用アルコールなのに潤う!?忠孝酒造「CHUKO 65%」の実力
コロナ予防には欠かせない手指の消毒。しかし、どこに行くにも消毒・消毒だと手荒れに悩まされてしまいますよね……そんな折、以前ニュースになった泡盛メーカーの消毒用アルコールを使う機会があり、そのしっとりした使い心地にびっくり。一般のエタノールよりも割高かもしれませんが、使う価値ありだと思いましたのでレポートします。
「くぅーすの杜 忠孝蔵」入口の消毒液「CHUKO 65%」使ってみたら驚きの潤い
先日訪れた「くぅーすの杜 忠孝蔵」。入口で体温測定と手指消毒をしたところ、噴霧されたアルコールからふわっと泡盛の香りがしました。
よく見ると、アルコール消毒に使われているのは「忠孝65度」との記載があります。医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として手指消毒に使用することが可能な泡盛です。
「そういえば、2020年の手指消毒用エタノールの不足問題で、県内の泡盛メーカーがいろいろな高濃度エタノールを製造・販売していたっけ」
「『高濃度アルコールを飲む』みたいな企画もあちこちで見たな」
と懐かしく思い出していると、この消毒液、泡盛の臭いが揮発するとともに、手がなんとなくしっとりすることに気が付きました。
泡盛の原料はタイ米、そして黒糀です。日本酒の化粧品もあることですし、おそらくこうした成分が、肌が潤うように感じる理由なのかもしれません。いずれにせよこの使い心地には驚きです。
手が潤う感じをアピールした方が良いのでは?と思ったのですが、おそらく薬機法の表記の壁があるのだと感じました。
「CHUKO 65%」は2種類・酒税によって異なる価格
どこに入るにもアルコール消毒が欠かせない昨今、手荒れに悩む私としてはこのしっとり感は見逃せません。
そこで、「CHUKO 65%」が陳列してある棚を見ると「飲める」「飲用不可」の02種類があって、よく見ると価格が違います。「飲める」ものは酒税がかかるぶん高くなっているのですね。
『夢航海』を原酒とし、2回蒸留して作ったという「CHUKO65」。そのまま飲むにはアルコール度数が高すぎるため、氷をたっぷり入れ、水と1:4くらいに割って飲むのがおすすめとのことです。
アルコール対応スプレー容器に入れて持ち運び
私はあまり飲めないので「飲用不可」を購入。アルコール対応可能ミニボトルに入れて持ち歩こうと思います。
スプレーボトルは「アルコールが含まれているものは不可」のボトルが多いので、つめかえボトル購入時にはよく確認してくださいね。
気分を上げてみようと、いただきもののローズペタル(ピンクのバラの花びらを乾燥させたハーブ)を投入してみました。アルコールがピンクになっていい感じです。月桃やレモングラスなど、無農薬のフレッシュなものを入れても良さそう。これからはお店の出入り時の手指消毒に活躍してくれそうです。
「CHUKO 65%」については「くぅーすの杜 忠孝蔵」のほか、県内小売店でも販売しています。今回「CHUKO 65%」を試してみたことでその場で購入したように、他の泡盛メーカーの消毒用アルコールも試してみたくなりましたよ~
「くぅーすの杜 忠孝蔵」の基本情報
住所:沖縄県豊見城市字伊良波556-2
TEL:098-851-8813
営業時間:9:00~17:30
休館日:元日・木曜日
公式サイト・Facebook・オンラインショップ(いずれも外部リンク)
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