高知市とは思えないほど深い森の中に隠れた秘境！

二段の滝からなる落差65メートルを誇る「樽の滝」は、訪れる人々を圧倒します。

そばには、隠れた良縁のご利益をもたらすと言われる神社があり、知る人ぞ知る、高知市にあるこの秘境「樽の滝」をご紹介します。

高知駅から北へ向かい、鏡川を上流に沿って進むと、高知市の重要な水源である鏡ダムに到着し、鏡ダム湖の北側から始まる穴川川沿いの林道を入ります。

途中の案内看板が道しるべとなります。最後の看板を過ぎた先の林道は、一部で落石や木の枝が散見されることがあり、道が整備されていない箇所もあるため、運転には十分注意してください。

山道を進むにつれて、周囲はますます静かになり、道を間違えたのではないかという不安が頭をよぎります。

すると目の前に建物が見え、「この先行き止まり」という看板が現れ、すぐ向かいには「樽の滝駐車場」の案内看板が見えてひとまず安心しました。

高知駅からは車で約45分の道のりです。

ここからは「樽の滝」までは、遊歩道を歩いて約15分ほどかかります。

遊歩道の入り口からも遠くに滝が見えます。

むかしのままの渓谷林が残っており、春には山桜、夏には新緑、秋には紅葉など、四季折々の美しい風景を楽しめます。

冬には滝の水が氷ることもあるそうです。

川のせせらぎを聞きながら、マイナスイオンを感じながら、自然豊かな中で森林浴をすると、心が癒されますね。

高い木々からうっすらと差し込む木漏れ日が、新緑を鮮やかに照らして神秘的な雰囲気を感じました。

樽の滝にある「龍神宮」は、３つの神様を祀っています。

この神社は恵みの雨をもたらす神様として知られており、また良縁祈願にも力を発揮すると言われており、訪れる人々に幸福と良縁のご利益をもたらす場所として伝えられています。

祠の右側の坂道を上ると滝の上段に行けるようですが、途中で道がないためあきらめ、祠の左側を進むと、どんどん滝の轟音が聞こえて下段に到着しました。

間近で見る滝の迫力は圧巻です！

滝壺までは大きな岩があり、足元も滑りやすく危険な箇所もあるので十分気をつけてください。

滝壺まで行かなくても十分に楽しめました。

高知市にある隠れた秘境「樽の滝」は、壮大な滝の姿と神秘的な雰囲気で、日常の喧騒を忘れて自然の中でリフレッシュできる場所です。ぜひ訪れてみませんか。