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10月こそ映画を!この秋見るべき「面白い映画」10本【イケメン編】

渥美志保映画ライター
(C)2015映画「バクマン。」製作委員会

もちろん面白い映画は1年中公開されております!

でも、GWや夏休みや年末年始のような大型休暇のように、全国の劇場を独占して公開する「ターゲットは全人類」みたいな最大公約数的大作映画がない10月は、公開本数とバラエティにおいてはダントツ。そして特に今年の秋はすごく面白い映画が目白押しなんですー。「芸術の秋」でもあることだし、ここは是非皆さんに映画を見てもらいたい!ということで、10月にちなんで10本のおすすめ映画をご紹介したいと思います。まずは【イケメン編】とも言うべき5本をどうぞ!【個性派編】はこちら!

●『バクマン。』

演技派のイケメン”るろ剣”コンビ再び
演技派のイケメン”るろ剣”コンビ再び

すべての漫画家が夢見る「少年ジャンプの連載」を目指して、漫画を描く高校生二人組、真城最高と高木秋人。その疾走をスピード感たっぷりに描く青春モノ。ほとんど動きのない「マンガを描く」という行為を、CGを使った映像でまるでアクションもののように見せるのは、大ヒット作『モテキ』の大根仁監督。恋に夢に全力で青春する佐藤健&神木隆之介のコンビが何しろ魅力的で、見終わった後の爽快感が最高。100人中100人が大好きになれる作品。マンガができるまでの舞台裏が覗けるのも楽しい。

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10月3日公開

キムナム様のヘソが!
キムナム様のヘソが!

ある殺人事件の容疑者を追う刑事ジェゴンは、その情婦ヘギョンが営む場末のクラブにマネージャーとして潜入。だが彼女を監視するうち、奇妙な気持ちにとらわれ始め……。日本でも絶大な人気を誇る韓流スター、キム・ナムギル主演のハードボイルドは、彼の陰ある色気がぴったりとハマり、すごい破壊力!個人的には彼の最高傑作。多額の借金を抱え盛りを過ぎた女ヘギョンには、韓国で最高の女優のひとり、チョン・ドヨン。その純情とプライドには、多くの男性がクラっと来るはず。

こちらも合わせて読んで下さいませ~。

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10月3日公開

大暴れのワイルド・キアヌ!
大暴れのワイルド・キアヌ!

引退したはずの伝説の殺し屋が、あるきっかけから組織を壊滅へと追い込む戦いに挑む。『マトリックス』三部作からイマイチパッとしなかったキアヌ・リーブスが、時を経て渋い大人の男になって完全復活。「キアヌに当て書き?」としか思えないようなどこか笑っちゃうエピソードや、独特のアメコミチックな世界観など、実はいろんな見どころはあるものの、何しろキアヌのアクションがカッコよすぎ!何も考えずに楽しんでほしい1本。女性はもちろんですが、これは男性も好きに違いありません。

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10月16日公開

●『マジック・マイクXXL』

マイク一家総出の裸祭り。
マイク一家総出の裸祭り。

前作から数年後、それぞれの人生を歩んでいたダンサーたちが再結集。引退前に一花咲かせるべく、東海岸のダンスコンテストへ向かう。「女性を幸せにするのが仕事」と明言する彼らが、前作よりも格段に美しいマッチョボディで道中で出会う女子たちを楽しませまくる映画は、当然ながら女性観客へのサービス満点。セクシーさと笑いで楽しませるジョー・マンガニエロと、チャニング・テイタムの圧倒的なダンスシーンは必見。前作でメロメロになり「え~、もうちょっと見たい~!」という女子におすすめの1本。

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10月17日公開

●『岸辺の旅』

なぜかコートがど派手
なぜかコートがど派手

3年前に行方不明になった夫が、不意に帰ってきて告げたのは「俺、死んだよ」。夫婦はそれまで夫が世話になっていた人を巡る旅を始める。すごく不思議な設定で唐突に始まる物語は、人間の心の解放の物語。何かを失って以来前に進めなくなっている人たちが1歩踏み出す姿が、妻を「夫の失踪以来心を閉ざしていた人間」から「夫の不在を素直に悲しめる人間」に変えてゆく様に、見ているこちらの気持ちも浄化されてゆく気がします。生きている死人という不思議な役に、説得力を持たせられる浅野忠信の存在感ってすごい!

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10月1日公開

まだまだあります!後半5本【個性派作品編】はこちら!

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映画ライター

TVドラマ脚本家を経てライターへ。映画、ドラマ、書籍を中心にカルチャー、社会全般のインタビュー、ライティング、コラムなどを手がける。mi-molle、ELLE Japon、Ginger、コスモポリタン日本版、現代ビジネス、デイリー新潮、女性の広場など、紙媒体、web媒体に幅広く執筆。特に韓国の映画、ドラマに多く取材し、釜山国際映画祭には20年以上足を運ぶ。韓国ドラマのポッドキャスト『ハマる韓ドラ』、著書に『大人もハマる韓国ドラマ 推しの50本』。お仕事の依頼は、フェイスブックまでご連絡下さい。

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