京都駅ナカで見つけた。お盆の時期にぴったりな和菓子のお土産
お盆の帰省ラッシュが始まり、多くの方がふるさとへ向かう季節になりました。地域によってさまざまな形で御先祖をお迎えまたはお見送りする中、京都でも今年、三年ぶりに全面点火される五山の送り火が行われます。
京都の五山の送り火は、お盆の時期に帰ってきた御先祖を再びあの世にお見送りする宗教行事。五つの山にそれぞれの形の火が灯され、これらは京都市登録無形民俗文化財になっています。
今回ご紹介するのは、そんな京都のお盆らしい季節限定和菓子、鶴屋吉信さんの「山あかり」です。
山あかりは、五山の送り火が描かれた、夏の京都らしい包装紙に包まれています。
箱を開けるとお菓子はそれぞれ、五山の描かれた袋に入っています。個包装になっているので、お土産として職場などで配る際にも重宝しそうです。
お菓子の入った袋は味わいのあるデザインです。
袋から取り出すと、鶴屋吉信さんの人気和菓子、つばらつばらに似た和菓子が現れます。
もっちりとした食感が特徴のどら焼き風の生地で、しっとりとした粒あんを挟んでいます。
横から見ると、このようになっています。こんがり焼き色のついた生地が香ばしいです。
お菓子を割ってみます。程よい甘さの粒あんが、もちもちの柔らかい生地によく合います。
山あかりは、「つばらつばら」とほぼ一緒なのですが、念のため食べ比べてみると、不思議と山あかりの方が生地のもっちり感を強く感じました。
菓子袋を確認すると、原材料は全く同じ。製造所による違いからか、それともちょっとだけ配分を変えているのか、1個あたりのカロリーが1キロカロリーだけ異なりました(推定値)。普段、つばらつばらを好んで召し上がる方は、味に違いがあるか試してみるのも面白いかもしれません。
お盆の時期にぴったりの鶴屋吉信さんの山あかり。京都駅ナカでも販売されていましたので、お土産の買い忘れの際にも便利ですよ。
今回ご紹介したお店とお菓子
鶴屋吉信
山あかり 五個入り 1,134円(税込)