お取り寄せ可。大ぶりの栗とくちどけの良い黄味しぐれが珈琲にも合いそうな不思議な名前の和菓子
秋らしい芋や栗、かぼちゃなどを用いたお菓子を楽しむ季節になりましたね。百貨店などでは岐阜の栗きんとんを始め、様々な栗のお菓子が販売されています。今回ご紹介するのも、ふと栗のお菓子が食べたくなった時におすすめしたい大ぶりな栗が入った和菓子です。つくっているのは兵庫県宝塚市にお店をかまえる和菓子屋、菅屋さん。お菓子の名前は金覆輪(きんぷくりん)です。
こちらは金覆輪2個入。ご家庭用サービス箱です。公式サイトでは詰め合わせや桐箱に入ったご進物用もあります。原材料名等の情報は下のとおり。
箱を開けると2個が一緒に密封された状態でお菓子が入っていました。
公式サイトによると、金覆輪とは元々高貴な方々の大切なお道具や調度品等に金箔の装飾や縁取りを施したものとのこと。面白い響きの言葉ですよね。
お菓子を一つ開けてみます。包みを開くとお菓子の上に「美味休心」と書かれた紙が乗っています。
紙を取ると中央に金箔が乗った厚みのある丸いお菓子が現れます。こちらは黄味しぐれ。中央に乗った金箔だけでなく全体が金箔を表しているようにも見えます。
金覆輪を裏返してみます。
お菓子の説明に「四等分にお切り頂き、その場の皆様で和んで頂ければ…」とあったので、崩してしまうのがもったいない気もしましたがナイフでカットしてみました。
四等分してみると、中におおぶりの栗とこしあんが見えます。丸々一個入った栗がなんとも贅沢です。小豆は十勝小豆を使用とのこと。黄味しぐれとこしあん、栗が層状になり美しい断面です。
頂いてみると風味豊かな黄味しぐれとさらっとした食感のこしあん、極軟栗が口の中でほろほろとほどけ、とろけるようです。お茶にはもちろん合いますが、珈琲にもよく合いました。
金覆輪は兵庫にある菅屋さんのお店で購入ができるほか、公式サイトからもお取り寄せが可能です。
お茶や珈琲のお供として、ご贈答用としても喜ばれそうな菅屋さんの金覆輪、栗のお菓子が美味しい季節にいかがですか。
ショート動画(39秒)でもお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
菅屋
金覆輪2個入 ご家庭用サービス箱 1,100円(税込)