なんて罪深い味噌バター餡「繁盛団子・志ろみそ」のこっくり濃厚で甘じょっぱい春のお団子は期間限定!
ニュースでも取り上げられるようになった、桜の開花情報。今年は早いなぁという感想を、毎年抱いているような気がします。朝は寒い寒いと身を縮こませる日もありますが、着実に春は近づいているのですね。
さて、お花見にちなんだ諺と言えば…これですね、「花より団子」。とはいえ、そこまで極端で無粋な気持ちでいるわけではないので、私はよく「花も団子も」と口にしております。それぞれが互いを引き立たせてこそ、美味しさも美しさも満開になるのではないでしょうか。
そんな思いを胸に抱いていたら、なんとも美麗で前のめりになってしまうようなお団子をSNSで発見。美しくて罪深い…罪深い?
今回は1818年創業、飴や羊羹でもお馴染み「榮太樓総本舗」さんの限定商品「繁盛団子・志ろみそ」をご紹介。
白餡のお団子は見かけることもありますが、まさに今が旬の装いをしたお団子といえるのではないでしょうか。
こちらはただの白餡ではなく、西京味噌を合わせた味噌餡。西京味噌と白餡の組み合わせは、柏餅でもお馴染みという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこへ、隠し味にバターを加えてしまうという…こっくりとした西京味噌のまろやかな甘味に、バターのコクが加わることによってより一層濃厚でリッチな印象に。油脂が加わることにより、舌の上で広がる食感もスムーズになりますね。
更に、トッピングにはなんと桜でんぶと桜の花の塩漬け。桜でんぶはスケソウダラなどの魚が原材料なのですが、これがまた意外にも合うのです。
関東など、みたらし団子のタレにほんのり鰹出汁が効いているところもあるのですが、その感覚に近いかもしれません。そのため私は、違和感なく、むしろしゃりしゃりとした食感と相まって桜でんぷは大いにアリと言い切れます。
中心で一度、桜の花の酸味でキリリと引き締めて。コシヒカリのあっさりとした食べ口のお団子も味噌バターの餡の旨味を引き立ててくれますね。
桜の花に包まれるようなイメージと、お花見の席でお酒を飲む方もそうではない方も一緒に召し上がれるようなお団子を目指したとのこと。なるほど、納得です。
ここはひとつダイエットという言葉を忘れて、目と舌で思い切り「花も団子も」愛でてみてはいかがでしょうか。
こちらは3月19日まで、日本橋三越・銀座三越・新宿伊勢丹にて限定発売とのこと。もう一日、ダイエットを忘れる日を設けてみようかしら。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<榮太樓總本鋪・銀座三越店>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区銀座4-6-16
03-3562-1111
10時~20時