【西尾市】出店者と参加者が共につくるゴミゼロの未来『モノマルシェ』心の豊かさを考える
『モノマルシェ』は毎月15日(8月15日は除く)に開催されます。
場所は西尾駅近くのみどり川沿いで「衣・食・住」どんなものもあります。
昔はどの町・村でも市が立っていました。
野菜・魚・衣服・日用品と一軒ずつ巡り、必要なものを買うのが普通でした。
時にはのんびり、おしゃべりに花を咲かせたりして。
「そういうのを目指してます」と主催者の(株)モノアンド代表、神谷いずみさんはおっしゃいました。
代表の神谷さんが声かけして集まったという各出店者さんたちは扱い品目も多様で
興味深いものばかりです。
ケーキ、焼き菓子、衣類、本、コーヒー、お弁当・・きりがありません。
「SDGs」という言葉など全くなかった頃から、私たちは体に良いものを選び、物を大切にし、ごみをなるべく出さないように生活してきた民族だったはず。
出店者さんたちに共通しているのは、主催者の神谷さんと同じ「イズム」を持っていることと感じました。
常連様がいるようで、どんどん売れていきます。
明るい笑顔に引き寄せられて、近づいてしまいました。
手作り派の人は動けなくなる品ぞろえ。
季節の花、鉢物。持ち帰りたい・・
壁紙のまま「お買い上げ」の方が多くて驚きました。どんなものを作るのだろう。
出来上がったものを見せてほしい衝動にかられます。
大人も子供も大好きな本ばかり。
本をめくる時のときめきを子供たちに伝えたいものです。
食器類は日常に溶け込みそうなものばかり。
マルシェのお客さんたちの会話を聞くと、「待ち遠しい」ということがすごく伝わってきます。
このマルシェの特徴・ポイントを先程の代表・神谷さんに詳しくお聞きしました。
『モノマルシェ』の特徴
◆ごみゼロ(生ごみも)
→原則マイバッグ・マイカトラリー
マイ保冷剤・マイ保存容器
◆「コンポスト」(堆肥・堆肥作り容器)を設置している、売っている、教えている。
※家庭の生ごみ持ち込みOK!
※農家さんの協力で有効活用!
[4R]の取り組み
Refuse/断るゴミになる物はもらわない
Reduce/減らすごみの量を減らす
Reuse/使い続ける大切に修理して使う
Recycle/再生利用分別して資源に戻す
ひとりひとりが4Rの意識を持ち行動することで「未来」をより良いものにするきっかけになる・・
お話を伺ってから改めて来場者の方々を眺めてみると、確かにかご・バッグは持参しているし、帽子等の日よけ対策もバッチリ。
「何を買おう、何をしよう、何を食べよう」
目的意識をしっかり持ちつつ新しい何かとの出会いに胸をときめかせているように見えました。
オーガニック等、身体に優しい食品を扱うお店が多く、全体的に穏やかで和やかな空気が流れるマルシェで、1日中楽しめそう。
(12:00までですけど)
珍しいところでは「ジンジャーシロップ」だけを扱うお店もありました。
豊橋から参加のショップ。
国産ショウガの調達のことなどをお聞きしました。
動物性ミルクを使わない「ジェラート」
「原料は?」と、食いついて質問。
「豆とかココナッツとか~」なるほど。
来月は必ず食べたいです。
こうして顔を見て、話して買うことができる昔ながらのスタイルのマルシェは経験がないのに”懐かしい”と感じました。
「便利でタイパがいい」ということが、必ずしもいいことばかりではないと実感した日でもありました。
私たちは本当は何が大切なのか気づいていても見て見ぬふりをして、時間とこの身を削って生きてきたのかもしれません。
初めて訪れた『モノマルシェ』
初めての人も優しく受け入れてくれただけではなく、居心地がよくて、欲しい物がいっぱいでファンになってしまいました。
毎月15日開催です。また来ます。
みなさんも一度この空間を感じてみてください。
『モノマルシェ』
場所: 西尾市みどり川河畔
(西尾駅から徒歩5分)
日時: 毎月15日AM8:00~12:00
※8月15日を除く
出店者情報など詳しくはInstagram