【日立市】『ヒカリモ』って知ってる?東滑川ヒカリモ公園で遊んで・学んで・運動しよう!
東滑川ヒカリモ公園は、2019(令和元)年7月にリニューアルし、新たに大型の遊具が設置された公園です。
国道6号線、日立バイパス(日立シーサイドロード)を北に向かい、東滑川町5丁目の信号交差点を右折すると、すぐに東滑川ヒカリモ公園が右側に出てきます。道路を挟んだ向かいには、2020(令和2)年3月に大型複合商業施設の『SEA MARK SQUARE(シーマークスクエア)』がオープンしたことで、週末の公園内は家族連れの方で賑わっています。
東滑川ヒカリモ公園は、道路向いの『SEA MARK SQUARE(シーマークスクエア)』と公園をつなぐ歩道橋がありますので、お買い物のついでにお子様を少しだけ遊ばせたりなどもできますが、広々とした無料の駐車場もありますので、ぜひ直接遊びに来てほしい公園です。
遊具は海が見える開放的な場所に設置されていますので、海風が気持ちよく入ります。
大きな遊具に休憩スペース、トイレも設置されているので、公園でゆっくり過ごすことができそうです。
東滑川ヒカリモ公園の名称にもなっている『ヒカリモ』とは何か知っているでしょうか?ヒカリモとは、黄金色藻類(おうごんしょくそうるい)に属する、淡水産の単細胞植物になります。少し難しい言葉ですが、水に浮く藻の仲間で、黄金の色をしている珍しい植物です。
通常、他の地域のヒカリモは、4月から6月が見ごろの時期と言われていますが、同公園内に生息しているヒカリモは、通年見ることができるとても珍しい場所です。ヒカリモの自生する面積としても、国内最大級の大きさなので、専門科の方や地元の高校生も観察のため定期的に訪れているそうです。
遊歩道沿いに点在していますので、お散歩がてら見に訪れてみてください。お子様の自由研究などにも良い研究になりそうです。
同公園は、ヒカリモや公園内の植物を守る、保全活動を目的としたボランティアの方々がおり、遊歩道に沿って植えられている植物には、保全活動の方々の手作りネームプレートがかけられているので、色々な植物の名前をしりながらじっくり観察しながら歩くのも、公園を楽しむポイントです。
遊歩道は公園の脇を通り、海の方面へ続いています。公園よりも海の方に進んでいくと、健康遊具が設置されている広場が見えてきます。
健康遊具の使い方も案内がありますので、一人でじっくり体を動かすこともできます。健康遊具の広場を過ぎ、さらに進んでいくと、海に出ました。
健康遊具や公園でいっぱい体を動かした後に、この砂浜で涼んでから帰るのも気持ちよさそうですね。
同公園からは『グミ島』という海鵜(うみう)が羽を休めにくる小さな島があります。2019年の公園リニューアルの際に、グミ島を背景に撮影ができるようフレーム板が設置されました。公園を訪れた記念にぜひ撮影してみてください。
お子様を思いっきり遊ばせたり、公園内を散策してみたり、健康遊具で運動してみたり、楽しみ方いろいろの東滑川ヒカリモ公園、今週末のお出かけ先として訪れてみてはいかがでしょうか。
東滑川ヒカリモ公園(旧東滑川海浜緑地)
■住所
茨城県日立市東滑川5-13-1
■お問合せ
日立市都市整備課 0294-22-3111
■駐車場
有り 無料
■HP
東滑川ヒカリモ公園