こんにちは、スイーツコンシェルジュの南森エレナです。フランスで1922年に創業したショコラブランド「ヴァローナ」は、今年で100周年を迎えました。

渋谷にあるセルリアンタワー東急ホテルにて、「ヴァローナ」100周年記念イベントが開催された時にお披露目された限定デザートが、9月27日（火）〜10月15日（土）まで販売します。今回は、実際食べてきた限定デザートをご紹介します。

渋谷のランドマーク「セルリアンタワー東急ホテル」

渋谷駅西口より約徒歩5分。渋谷のランドマークの一つである「セルリアンタワー東急ホテル」では、9月25日（日）、9月26日（月）に完全招待制の「ヴァローナ」100周年イベント「The Chocolate of Chefs（チョコレート･オブ･シェフ）～知られざるプロフェッショナル・チョコレートの世界へ～」が開催されました。

「ヴァローナ」100周年イベント限定スペシャルデザート

そのイベントで提供されたのが、フランスのショコラブランド「ヴァローナ」のショコラを使用したイベント限定スペシャルデザート「洗練された＜ニャンボー＞チョコレート」と「カボス」の2種。

こちらはセルリアンタワー東急ホテルの福田順彦総料理長が考案したデザートで、創業以来21年にわたり継承してきた匠の技を結集した特別な一皿です。

「ペストリーショップ」（LBF）で販売

イベント限定スペシャルデザート2種は、セルリアンタワー東急ホテル「ペストリーショップ」（LBF）で、9月27日（火）〜10月15日（土）まで販売します。

洗練された＜ニャンボー＞チョコレート

まず、「洗練された＜ニャンボー＞チョコレート」は、ヴァローナの「ニアンボ」を使用。まろやかなカカオとスパイスの風味が特徴のカカオ68％のチョコレートです。

パッと目を引くのがチョコレートで出来た球体状のフォルム。繊細な球体型のチョコレートは、まさに職人の技のたまものです。

球体型チョコレートの中には、ガナッシュ・モンテを詰めたフィアンティーヌ。その上には金箔に包まれたニアンボのプラリネアーモンドのムースが鎮座しています。

ガナッシュ・モンテは、濃厚で口どけなめらか。ザクザクしたフィアンティーヌの食感を楽しみながら、とろけるような口当たりのプラリネアーモンドのムースの味わいが口の中に広がります。見た目も味も神秘的で、終始うっとりしながら最後までいただきました。

カボス

「カボス」は、「カカオの実」からできたチョコレートをそのまま再現したユニークなデザート。蓋を開けると、中にはヴァローナの「マンジャリ」（マダガスカル産カカオ64％）を使用したガナッシュがたっぷりと詰まっており、トリュフのコクと甘味、ラズベリーの爽やかな酸味とのマリアージュを味わうことができます。

100周年記念「KOMUNTU 80%（コムントゥ）」を製作

ヴァローナは、100周年を記念して「KOMUNTU 80%（コムントゥ）」を製作。こちらは、カカオ生産者からサプライヤー、ヴァローナ社員まで100名が開発プロセスに参加して作り上げたブラック・ チョコレートです。

残念ながら日本では未発売ですが、いつか購入できる機会があると嬉しいですね。

フランスの営業車「ヴァローナ・カー」が巡回

さらに、本国のフランスで営業車として稼働していた歴史がある「ヴァローナ・カー」が、スペシャル・ラッピングを施して復活。

こちらは、同じく100年の歴史を誇るフランス車ブランド「オートモビル・シトロエン」社とのコラボとなっており、今年はこの「ヴァローナ・カー」に乗って全国各地のシェフやパティシエの元へ巡回する予定なのだそう。

イベント限定スペシャルデザートは、一日当たり数量限定での販売なので、気になる方はぜひ購入してみてくださいね。