「育休中に資格取得の勉強をしたいけど……」

「1時間でいいから読書に集中したい！」

赤ちゃんがいる生活のなかで、こんな悩みを抱える人も多いのではないでしょうか？

誰かがそばでこの子を見ていてくれたら……その願いを叶えてくれる場所が、コワーキングスペースBreath。JR中央・総武線 三鷹駅の北口から徒歩5分の武蔵野市中町にあるコワーキング・イベントスペースです。

赤ちゃんみまもりサービスを利用できるワークスペース

コワーキングスペースBreathの大きな特徴は、赤ちゃんみまもりサービスがあるところ。保育園などの一時預かりとは異なり、保護者の目が届くBreath内のみまもりスペースにて子どもを見てもらえる仕組みです。

対象は原則0歳児～2歳児（3歳未満）までの子ども。1回の利用につき1～2時間、1枠1名（きょうだい利用は相談可）まで利用できます。公式サイトから事前予約を受付していますよ。

大人から子どもまで「あったらいいな」がそろうお店に

もちろん利用者は子連れのパパママだけではありません。地域の声を積極的に取り入れることで、オープンして6年目の今では高齢者から子どもまで幅広い年代から愛されるお店になりました。

お店のなかは、ワーキングスペースとラウンジ＆こあがりスペースに分かれています。ラウンジ＆こあがりスペースは、レンタルスペースとして時間貸し出しも可能。

商品販売やカフェ営業も行なっているので、買い物に立ち寄る人や、子連れカフェのようにママ友同士で利用する人も多く見られます。

店頭には農協の野菜も置いています。このエリアは農協が遠く、地元の野菜が手に入りにくいことから、農産物を取り寄せるようになったそうです。

取材中も、お店の前を通る人が何人も今日の野菜をチェックしていました。

店内には、駄菓子や子ども用の文具コーナーも。

大人は野菜を買いに来て、一緒に来た子どもは駄菓子を買ってもらうという光景もよくあるそう。通りすがりに誰もがふらっと立ち寄れるスポットになっています。

周辺エリアの事業者と消費者をつなぐ活動が積極的に行われているのも特徴です。ハンドメイドのアクセサリーやお菓子やコーヒーといった食品など、想いのこもったオリジナル商品と出会えます。

お気に入りの作家さんやお店が見つかるかもしれません。

ワークショップやビジネス相談会といったイベントが開催されるのもラウンジスペース。土日には、お店全体を使ってお祭りやハロウィンなどのイベントを開催することもあります。

イベントの情報は公式サイトから確認できますよ。

小学生や中高生の居場所としても

共働き家庭も多い状況下で、小学生や中高生の居場所としても機能しています。

小学生や中高生向けのプランが用意されており、午後になると学校を終えた小学生が学童代わりに利用する姿も。子どもたちはラウンジで宿題をしたり友達と好きなことをしたりと、思い思いに過ごしているそうです。

自習室としてワーキングスペースを使うプランもあるので、受験生が通って勉強する姿もよくみられます。

ラウンジでは学童利用の小学生と、コーヒーを飲みにきたおじいちゃん・おばあちゃんが会話をしている、というような異年齢交流も自然に発生するそうです。

運営の株式会社Office Breath代表 本多さんは「自然につながりが生まれていく、顔見知りになっていく、というのは駅前のカフェでは起こりにくいこと。地域のなかにあるカフェのよさだと思います」とおっしゃっていました。

地域に根付いたお店として進化を続ける

赤ちゃん見守りつきのコワーキング事業に留まらず、地域においてさまざまな人や事業者をつなぐ"ハブ"のような役割を担うコワーキングスペースBreath。地域の「あったらいいな」を実現し続けることで、多くの人に愛される唯一無二の存在になっていると感じました。

なお、Breathでは10/26(土)にハロウィンイベントを開催予定。周辺エリアのお店をまわってお菓子がもらえる「中町ハロウィンさんぽ」やフリマルシェなどを計画中です。詳細はイベントページをご確認ください。

仕事、カフェ、お買い物、ワークショップ参加……Breathの使い方はあなた次第！ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。