大事なのは賞味期限?平飼いってなに?安全な「たまご」の選び方を自然食コーディネーターが解説!
こんにちは!
自然食コーディネーターのuedaです。
今年も残すところあと2ヶ月。
今年はたまごの値上げラッシュというショッキングな社会現象が起きましたね。
たまごが昔ほど気軽に食べられるものではなくなってきました。
どうせお金をかけるなら、美味しくて安全なたまごを選びたくないですか?
そこで本日は、たまごの違いや選び方について解説します!
クイズ形式にしているので、ぜひ挑戦しながら楽しく読んでください♪
Q1黄身の色が濃いと栄養価が高い?
答えは×
たまごの黄身の色は、親鳥が食べるエサによって変わります。
黄身の色を濃くするためにパプリカなどをエサに多く混ぜているだけで、栄養価とは関係ありません。
Q2白いたまごより赤いたまごの方がおいしい?
答えは×
殻の色は親鳥の羽色によるものです。
茶色い鳥からは茶色、白い鳥からは白いたまごが生まれるだけで、栄養価や味などが変わるわけではありません。
Q3有精卵より無精卵の方が栄養がある?
答えは△
有精卵(メスとオスが交尾して産んだ卵)だから栄養価が高いわけではありません。
しかし、有精卵を生産しているということは、コストだけを考えた飼育ではなく、エサなどにも気を遣っていることが多いので、健康的な親鳥の卵である可能性が高いと考えられます。
Q4殻がしっかりしているたまごは健康的?
答えは〇
カルシウムをしっかり補給している健康的な環境の親鳥ほど、殻がしっかりしていると言われています。
Q5殻が大きいたまごの方が美味しい?
答えは×
殻の大きさは関係ありません。
若い親鳥は小さなたまごを産み、年寄りの親鳥が大きなたまごを産むと言われています。
殻から割ったときに黄身がしっかり膨らんで高さがあるものが鮮度が良いとされています。
ここまで読んでいただいた方は、お分かりになるかと思いますが、パックされた状態で良質なたまごを選ぶのは、とても難しいんです・・・!
そこで、パッケージでまずチェックしていただきたい項目をお伝えします!
たまごの鮮度を確認するためには採卵日が重要!
たまごの賞味期限は基本的に、パックされてから2週間先に設定されています。
しかし、採卵してからどれだけの日数が経過して市場に並んだかまで、消費者に明確にはわかりません。
鮮度を知りたい方は、採卵日の確認が大切です!
採卵日が記載されていない商品もあるので、その際はパック日→賞味期限 の順に鮮度の目安になる日付を確認します。
※あくまで鮮度の確認方法ですので、フードロスなどの観点は省いております。
健康的な飼育環境で育った親鳥か確認!
鶏卵用の鳥のほとんどがケージ(檻)で飼われています。
1羽あたりのスペースが鳥の肩幅以下であることが多く、健康的な飼育環境とは言えません。
一方、最近よく目にする「平飼い」の鳥は鶏舎内や屋外で自由に歩くことができ、ストレスが少ない状態で飼育されています。
自然に近い環境で育った健康な鳥が産むたまごには、生命力があると言えるでしょう。
また、「ケージ飼い」の鳥は、大量生産を目的として質の低いエサが使用されている可能性もあります。
写真のように、エサへのこだわりが記載されている商品もありますので、こうした表示から、飼育環境にこだわっている業者のたまごを選ぶのがおすすめです!
まとめ
新鮮なたまごを選ぶときは、採卵日を確認しましょう。
より安心なたまごを選びたい方は、平飼いのような自然に近い状態で、こだわったエサを食べて育った親鳥の産むたまごがおすすめです。
場面は限られるかと思いますが、殻を割った状態でたまごを選ぶ場合は(すきやき用に割られているときなど)黄身がしっかり膨らんで高さのあるものがおすすめです!
いかがでしたでしょうか?
これからの生活に少しでもお役に立てたら嬉しいです!
今後、お肉や野菜の選び方などについても記事にしたいと思います。
インスタグラムでは、過去の拒食・過食の経験をもとに、無理せず健康的に痩せる食事もアップしておりますのでこちらもぜひよろしくお願いします!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。