関東の広い範囲で雪 東京23区も積雪か
関東平野部の広い範囲で積雪に
低気圧の接近にともない、関東で雨が降り出しました。栃木・日光や埼玉・秩父は雪やみぞれが降っています。
午前9時現在、関東の平野部では気温が5度から7度くらいあり、多くのところで雨となっていますが、今後は気温が下がり、次第に雪へと変わる見込みです。
おおよその見通しですが、気温はゆっくりと下がるため、しばらくは雨が降り続くでしょう。午後3時頃から、雪に変わるところが出始め、午後6時以降は雪の範囲が広がると思います。
東京都心でも、午後6時頃から、雪が混じり始める可能性があります。
植え込みや歩道が白くなる
今夜(29日)からあす(30日)朝にかけ、関東の南を通過する低気圧はあまり発達しないため、前回の大雪(18日)と比べると、降水量が3分の1くらいになる予想です。
前回のように、急に大雪になる可能性は小さいと思っていますが、降水量が少なくなると、その分、気温が低く推移することが考えられるので、とくに、箱根や多摩地域、埼玉県や群馬県など、前回大雪となった地域は、雪の降り方に注意が必要です。
東京都心で最も雪になりやすい時間帯は今夜からあす(30日)朝にかけて、予想される降雪量は5センチとなっています。雪は融けながら積もるので、5センチすべてが積もるわけではありませんが、植え込みや歩道の一部が白くなるくらい降るおそれがあります。
【お願い】
関東地方の雪の見通しは29日午前9時現在の情報に基づいています。雨や雪の降り方は刻々と変化するため、常に最新の情報を基に行動していただきますようお願いいたします。