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【片付け】「ハンカチ」は何枚あれば足りる?整理収納アドバイザーが答えます!

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で整理収納アドバイザーの川崎みさです。

「家の中を暮らしやすく整えたい」と考えたとき、何がどれだけあればいいのか悩みますよね。以前はわたしも、片付けに悩んでいたひとりでした。しかし、海上保安庁に入庁し、モノも船内の居住区も限られた中で暮らすうちに簡単に「わが家にちょうどいい量」を計算する方法に気が付きました。そこで今回は、家に置いておく「ちょうどいいハンカチの量」の計算方法についてご紹介します。

「ハンカチをちょうどいい量」にするメリットは?

モノの管理にかける時間と手間が最小限で済む、保管場所が省スペースで済むなど、メリットはたくさんあります。

1日にハンカチは最大で何枚使う?

わが家に置いておく「ちょうどいいハンカチの量」を考えるとき、1日に最大で何枚のハンカチを使うかがまず大きなポイントです。例えば、わが家は4人家族。1人が1枚ずつハンカチを使う場合、1日に最大で4枚のハンカチを使います。あなたのお家では最大何枚のハンカチを使っていますか?ぜひ具体的な数字を思い浮かべてくださいね。

洗濯の頻度は週に何回?

「ちょうどいいハンカチの量」を計算するうえで、次に大切なのは週に何回洗濯をするのかです。なぜなら、ハンカチは使うたびに洗うモノ。1日に1回洗濯するのか、2日に1回なのかで必要な量が変わります。ちなみにわが家は、毎日洗濯をしています。

わが家の「ちょうどいいハンカチの量」は?

わが家の場合は、1日に最大で4枚ハンカチを使い、1日に1回洗濯をするので、洗い替えを考えても8枚のハンカチがあれば足りる計算です。もし、わが家が2日に1回の洗濯の頻度の場合は12枚(1日目に使うハンカチ4枚、2日目に使うハンカチ4枚、3日目のハンカチ4枚で計12枚)あればいい。このように、船内の居住区が狭く持ち込めるモノに限りがある海上保安庁に入庁してから、「ちょうどいい量」を、きちんと計算し、コンパクトに暮らせるようになりました。

たくさんあるハンカチの中からどれを残す?

「わが家にちょうどいいハンカチの量」が分かったら、次は手持ちのハンカチの中からその枚数を選びます。「どれを残すか?」と、悩む場合には「使いやすい」「気に入っている」の観点から選ぶのがおすすめです。「吸収力があるから気に入っている」「どんな服とも合う色味」「要救助者にあげても惜しくない」など、その方の基準でたくさんのハンカチの中から「お気に入り」を選んでいただくと、後悔なく取っておくハンカチを選べます。

余ったハンカチは即捨てしない

「わが家にちょうどいいハンカチの量」が分かったら、余分なハンカチは即捨てしたくなりますが、ちょっと待って!「ちょうどいいハンカチの量」はあくまで机上の計算。2週間ほど実際に生活をしてみて、「本当にこの枚数で大丈夫か」と確認すると、「捨てすぎて困った」「足りなくて結局買い足した」などの失敗なくハンカチの量を整えることができます。

もし大量のハンカチを捨てるのがイヤだと感じたら

「捨てるのがイヤ」にも色々な種類があります。「もったいなくてイヤ」という場合には、必要な方に譲ったり、掃除に使ってから捨てるなどがおすすめです。「大切な方からの贈り物で捨てたくない」の場合は、状態が良ければそのまま使っていただき、使える状態でなければハンカチとして取っておくのではなく「思い出のモノ」として別の場所に移すといいでしょう。余ったハンカチを防災グッズにするのも一案です。

「困らない数だけあればいいモノ」にも応用できる

1日に使う最大の数と洗濯の回数で導き出す計算方法は、「困らない数だけあればいい」と思っているモノにも応用できます。例えば、わが家ではタオルや靴下もこの計算方法で「わが家にちょうどいい量」を決めています。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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