その収納方法、あなたに合っていないかも?片付けのプロがすすめる「ムリなく続く快適収納」3選!
整理収納アドバイザーむらさき すいこです。SNSで紹介されている収納術を取り入れてみたけど、うまくいかない・・・という方はいませんか?もしかしたらその収納方法、あなたに合っていないのかも!今回は、簡単に実践できる「ムリなく続く快適収納」をご紹介します。
1.ワンアクション収納
扉を開けたら、フタ付きの収納ボックスが並んでいる収納。見た目に美しく、スッキリしているので真似したくなる人もいるかもしれません。でも、実はこの収納、キープする難易度が高いのです。
難易度が高い理由は、①扉を開ける②収納ボックスを取り出す③フタを開ける④物を取り出す、という具合に、物を取り出すまでの「アクション数」が多いから。
必要に迫られて取り出すことはしますが、元に戻すのが面倒になって出しっぱなし。あるいは、収納ボックスの前に「ちょい置き」をしてしまうという事態に。
そこでおすすめするのが、「ワンアクション収納」。扉や引き出しを開けるだけ(ワンアクション)で必要な物が取り出せるように収納することです。「取り出しやすい」ということは「戻しやすい」ということ。アクション数を減らして、ラクにきれいが続く収納にしてみてください。
2.ハンガーのまま収納
SNSをのぞくとチェストに美しく畳んで収納された衣類。現実は畳まなければならない洗濯物がソファの上に山積み・・・ということはありませんか?そこで、忙しい人におすすめするのが「ハンガーのまま収納」。
洗濯物を取り込んだら、畳む手間を省いてそのままクローゼットに掛けるだけ。畳む衣類が最低限で済ませられるメリットも。これなら無理なくきれいをキープできます。
3.「3歩以内」収納
「収納場所が遠い」のも片付かない要因の1つ。わが家の場合、よく使う物は「使う場所から3歩以内」に収納しています。
例えば、ソファの近くにチェストを置いて、ソファ周りで使う物を収納。
テレビのリモコン類や爪切りの他に、コースターも収納しています。これならキッチンまで取りに行く手間が省けて、戻すのもラク。
SNSで紹介されている収納術があなたの暮らしにフィットするとは限りません。「誰が・どこで・どうやって」使うのかを考慮して、ムリなく続く収納方法を見つけてください。