きょうだいケンカを止めた!?おもちゃの力
Instagramでおもちゃと遊びについて発信しながら、市のイベントなどで木のおもちゃ広場を開催しているのですが…
先日開催したおもちゃ広場で、5歳と8歳のある兄妹の遊びを見て、
「おもちゃの力ってすごい…!」
と改めて思ったことがありました。
今日は、そんな2人とを夢中にさせたおもちゃを紹介します。
どんな兄妹?
1時間以上集中して2人遊ぶ二人の姿を見て、兄妹のママに私が思わず
「めちゃくちゃ仲良し兄妹ですね!」
と声をかけました。するとママは、
「普段はケンカばかりなんです!私もびっくりしました…!」
とのこと。
そんな2人の気持ちをひとつにしたおもちゃとは…?
積み木とクーゲルバーン
超シンプルな積み木と、
ビー玉転がしの道を作る積み木、組み立てクーゲルバーン(HABA社)。
どちらも私の息子が2歳、3歳の誕生日に贈ったものです。
このおもちゃたちで、5歳と8歳の2人がどう遊んだのかの軌跡をご覧ください。
①どうしても転がらないビー玉に苦戦
このおもちゃ、連続してビー玉を転がすには高さを出してあげないといけないんですよね。
はじめはそれがわからず、とりあえず繋げて「転がらへんな~」とやってい2人。
②高さが必要だと気が付く
横にあった積み木を活用してとにかく試行錯誤!
あーでもないこーでもないとやっているうちに、ついに高いところから落とす仕掛けを作りました。
③少しずつ転がる道が…!
いけそうな雰囲気してきましたね!!
かれこれ1時間近く経過しています◎すごい集中力。
よくよく見るとすっごく無駄も多いんですが、本人たちが考えてここまでやったことにめちゃくちゃ価値があります!
④うまくいかないところを修正していきます
できたかな?といざビー玉転がしてみたら、どうしてもビー玉が落ちてしまうところが。(画像矢印のあたり)
それで、積み木で横に壁を設置することにしたみたいです。
妹ちゃんも戻ってきて再び協力体制に!
⑤完成!
スタートからゴールまで、完ぺきにビー玉が転がる道が完成しました!
1時間以上、一度もケンカすることなく、2人の力でここまでやりきったことに拍手です!!
子どもが主役になれる遊び
ビー玉は、勝手に転がってくれません。
子どもたちが頭を働かせ、知恵を絞り、協力して手を動かさないといけないんです。
これこそが、子どもが主役になれる本当の遊び!
そしてそれは、学びの土台となっていくんです♪
改めて、おもちゃと遊びのパワーを感じずにはいられませんでした。
最後、ビー玉か思った通りに転がった時のやり切った表情…めちゃくちゃ素敵でしたよ!
みなさんも、こんなおもちゃで遊んでみたくなりませんか♪
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おもちゃと遊びの先生 かなこ