嗚呼、エンジンのベアリング交換よ、もっと簡単であれ!!
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今回はエンジンのベアリング交換を行います。 通常のベアリング交換といえばクーラーやシールドライバーといった特殊工具が必要となりますが今回は石油ストーブを使って「簡単ベアリング交換」にチャレンジしてみました。実際にやってみたら予想外の展開!こりゃ~楽ちん♪ 病みつきになりますわ(笑)
(YouTubeへのリンクです)→ 【簡単すぎて拍子抜け】秒で終わる!ベアリング交換はどうでしょう?≪エイプ100エンジン ゼロから組み立てられるかな?挑戦①≫
しまった、ベアリング交換を簡単にやりたいんだったら最初から石油ストーブを使うべきだった。
エンジンのベアリング交換って、大変ですよね。
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まあそりゃそうだ。
クリアランスゼロの所に圧入されているのだから、いやむしろするりと抜けても困るわけで。
最初はベアリングプーラーを使って抜いて、シールドライバーを使って一生懸命打ち込みをやっていました。
だけど正直エンジンが歪んだり傷ついたりしそうで怖かったんですよね。
そこで今回はもうちょっと原始的でスマートな方法をやってみようかと思います。
石油ストーブ。
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利用するのはエンジンクランクケース(アルミ)の熱膨張。
以前はホットプレートを使ってました、なんとなく丁寧に温めた方がいいような気がしたのでね。
だけどエンジンの歪みのリスクを考えたら全体的に均一に温めた方がいいとのことなので、広い範囲を一気に温められる石油ストーブが最適だというアドバイスを頂きました。
それともう一つ、考えてみたらベアリングの圧入だけでなくて抜く時も温めた方が楽なのではということに今更ながら気がつきましてですね。
試しにクランクケースを温めてみたら、ちょっと突っついただけでベアリングがポロリ。
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笑っちゃうぐらい簡単にベアリングが抜けます。
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そしてベアリングは冷凍庫に冷やしておいたので、チンチンに熱くなったクランクケースとキンキンに冷えたベアリング。
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一方が熱膨張で大きくなってもう一方が冷やされて縮んでいるので、圧入もあっさり簡単楽ちんでした。
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スコンと入りはしないものの、ちょっと叩いたらあっさり入りました。
なんということでしょう、これまでの苦労は一体何だったのか。
そんなわけで石油ストーブを使ったベアリング交換は非常に有効な方法でした。
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とはいえ注意点があるとすれば
今回はエンジンだったので熱くなるのを前提に作られた部品であるため
石油ストーブにのせたぐらいでは問題はなかったですが
熱に弱い塗装がされた部品などの場合は使えない方法ではあります
また、エンジンの中にもプラスチックやゴムだとの部品が使われている場合があるので、溶ける危険性があるものは事前に外しておく事をお勧めします
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