オランダ在住で日本人夫婦の日常生活を漫画ブログ等で発信している樫山ひかです。

７月１日には、オランダで値上がりや手当の引き下げ、また新しい法令等が始まりました。

環境への意識がもともと高いオランダでは、ペットボトルを購入時に商品代金と容器代を払ってます。そのペットボトルは、スーパーマーケット等に設置されている返却専用マシーンで返し、容器代を返金してもらうというシステムが古くからおこなわれています。

これが年々、ビール瓶や缶も対象になり、今回の法令ではプラスチックの容器すべてがその対象となりました。

スーパーマーケットで販売されている精製肉等が入っている容器。それらにも「容器代」がかかるように。

ですがこれらは容器の形が統一されていないので、返却が難しいことから返金されず追加料金として払わなければならなくなってしまいました。

なお、施行されてそろそろ二週間近くになりますが、ニュースサイトが調査したところ、追加料金支払いを対応できているお店はまだまだ少ないらしいです。

レジの登録問題、商品代金の実質値上がりになってしまうという結果に、なかなか踏み出せないお店も多いそうです。

またオランダの主要空港スキポールでは、ペットボトルの飲み物販売を中止した店舗が増えています。こういった対応も、欧州ではオランダが初のらしく、環境への意識が高い事がうかがえます。

容器代として支払うのは５，２５，５０セント。今のレート１５０で計算すると、だいたい５０セントは７５円ほどです。商品自体値上がりにさらに容器代とかかりひかさん曰く「チリつも」だそうです。

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