【軽自動車版】2024年燃費の良い車TOP5
燃費の負担がますます大きくなっている今日この頃、遠出する際にもガソリン代を気にせず快適にドライブしたいですよね。以前紹介した普通車だけではなく、軽自動車でも燃費の良い車がたくさんあります。今回の記事では、軽自動車低燃費ランキングをご紹介し、それぞれの特徴についてわかりやすく解説します。(2024年6月8日現在)
この記事は車系Instagramアカウントでフォロワー8,500人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、みなさんにおすすめの、低燃費の日本車をご紹介します。
5位 スズキ アルト ラパン
5位はスズキ「アルト ラパン」です。実燃費は21.52km/L、可愛らしい見た目と温かみのある内装で、女性に人気の軽自動車です。
以下の理由によって、低燃費を実現しています。
軽量化技術
アルト ラパンは、高強度かつ軽量な素材を使用した「テクト」ボディーと、合理的なアンダーボディー構造の「ハーテクト」プラットフォームを採用しています。これにより、車体の軽量化と高い剛性を実現し、エンジンへの負担を減少(680kg〜730kg)
エンジン技術
搭載されているR06A型エンジンは、デュアルインジェクションシステムや高圧縮比などの技術を活用して燃費性能を向上。また、CVT(無段変速機)を採用することで、低速から中速域でのスムーズな加速と高速域での燃費向上を実現
アイドリングストップ
停車時にエンジンを自動停止し、無駄な燃料消費を抑える
エネチャージシステム
減速時に発生するエネルギーを回収してバッテリーに蓄え、アイドリングストップやエアコンの作動などに利用
エコクール機能
アイドリングストップ中でも一定時間冷たい風を維持するエコクール機能により、エンジンの再始動を遅らせ、燃費向上に貢献
4位 ダイハツ ミラトコット
4位はダイハツ「ミラコット」です。実燃費は21.88km/L、四角いボディと丸みの帯びたヘッドライトが特徴のレトロな雰囲気の軽自動車です。
以下の理由によって、低燃費を実現しています。
軽量な車体
720 kg〜790kg という軽量な車体設計
高効率エンジン
熱効率が高く、燃料を無駄なく燃焼
エコアイドル
停車前の減速時にエンジンを自動的に停止
3位 スズキ ワゴンRスマイル(マイルドハイブリッド)
3位はスズキ「ワゴンRスマイル」です。実燃費は22.56km/L、ワゴンRにはない両側スライドドアにより、狭い場所での乗り降りが楽です。
以下の理由によって低燃費を実現しています。
軽量な車体
840kg~920kgという軽量な車体設計、現行モデルは従来モデルよりも軽量化
エンジン技術
高効率エンジン(R06D 型)とCVT(無段変速機)
マイルドハイブリッドシステム
減速時のエネルギーを回収し、加速時にモーターがエンジンをアシスト
アイドリングストップ
停車前の減速時(約10km/h以下)になると、エンジンを自動的に停止
エコドライブインジケーター
燃費に良い運転状況を知らせ、エコドライブを促す
空力特性の向上:ボディ形状やアンダーカバーなどの設計を工夫することで、空気抵抗を低減
2位 ダイハツ ミライース
2位はダイハツ「ミライース」です。実燃費23.83km/L、価格、取り回し、室内空間、安全性能など、軽自動車として必要な性能を備えています。
以下の理由によって、低燃費を実現しています。
軽量な車体
高張力鋼版による軽量な車体(650kg〜670kg)
高効率エンジン
熱効率が高く、燃料を無駄なく燃焼させる3気筒 KF-VE4型エンジン
デュアルインジェクションシステム
燃焼室に2つのインジェクターを配置し、燃料をより効率的に噴射することで、燃焼効率を向上
EGRシステム
排気ガスの一部を再燃焼工程に戻すことで、燃焼効率を向上
アイドリングストップシステム
停車時にエンジンを自動的に停止し、無駄な燃料の消費を抑える
エコドライブインジケーター
燃費に良い運転状況を知らせ、エコドライブを促す
空力特性の向上
フロントバンパー形状の最適化やアンダーカバーによる空気抵抗を低減
1位 スズキ アルト(マイルドハイブリッド)
1位はスズキ「アルト」です。実燃費26.22km/L、燃費性能、価格、取り回しの良さで人気を博しています。
以下の理由によって、低燃費を実現しています。
軽量な車体
710kg という軽量な車体設計
エンジン技術
高効率エンジンとCVT
マイルドハイブリッドシステム
減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時にはモーターでエンジンをアシスト
アイドリングストップシステム
停車時にエンジンを自動的に停止し、無駄な燃料の消費を抑える
エコドライブインジケーター
燃費に良い運転状況を知らせ、エコドライブを促す
まとめ
いかがだったでしょうか。様々なメーカーの車がランクインしたものの、機能的にはあまり変わりないことがわかりました。それよりも車重を軽くしたり、穏やかな運転をしたりする方が重要だとわかりました。他の記事では普通車の低燃費ランキングや燃費改善のテクニックなどを紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。
<参考>