古いビルが建て替えられ、どんどん新たな施設がオープンしている札幌の市街地。それに伴って、同エリアでは新しいお店が次々とオープンしています。この日訪れた「THE CHEATDAY SAPPORO（ザ・チートデイ・サッポロ）」さんは、2024年2月16日にオープンしたばかりの新しいお店。東京の名店で経験を積んだオーナー渾身のハンバーガーを求めて、友人とともにさっそく足を運んでみました。

「THE CHEATDAY SAPPORO」ってどんなお店？

「THE CHEATDAY SAPPORO」さんがお店を構えるのは、地下鉄東豊線大通駅と豊水すすきの駅の間くらいのところにあるフロンティア札幌ビルの2階。窓に描かれた大きなハンバーガーのアイコンが目印です。お店の中へは、階段を上った先にある2階店舗専用の入口から入店。踊り場に面したドアは締め切りとなっているので注意してくださいね！

お店の中は、木目やレンガ風タイル、黒のアイアンを多用したオールドアメリカンスタイル。カウンター席があるので、ひとりでも気軽に立ち寄れます。商品オーダー時は、QRコードを読み込みLINEアプリを経由してテーブルごとに商品を注文。スマホ画面から、パティの増量やトッピングの追加など細かいカスタムの指定も可能です。

札幌では珍しいハイネケンのビールサーバー

「THE CHEATDAY SAPPORO」さんでは、「Heineken」のビールサーバーを導入しています。「Heineken」自体は提供しているお店を時々見かけることがありますが、サーバーからビールを提供するお店は札幌には少ない印象です。珍しいサーバー式の「Heineken」をぜひ堪能してください。

お酒が飲めない方におすすめしたいのは、自家製のレモンシロップを使った「自家製レモネード」。オーダー時に水割りor炭酸割りを選ぶことができます。レモンシロップの甘酸っぱい味わいの中に、生レモンとミントのさわやかな香りを感じられる筆者一押しのドリンク。輪切りレモンの入ったおしゃれなヴィジュアルにもテンションが上がります。

カロリー度外視！野菜ほぼ不使用のガッツリバーガー

「THE CHEATDAY SAPPORO」さんのハンバーガーは、ピクルス以外基本的に野菜を使わない超ジャンキースタイル。そのため、パティのジューシーさや素材の味わいをより強く感じることができます。

各種バーガーは、前述した通り、パティの増量やトッピングの追加などで自在にアレンジすることが可能。お店のおすすめは「パティ2枚」とのことなので、お腹の空き具合に余裕のある方はぜひ1枚パティの追加を試してみてください。今回筆者はデフォルトのまま、同伴していた友人はパティを2枚追加してオーダーしました。

友人がオーダーした「アイキャンディ」は、甘辛い味わいがくせになる同店の看板商品。パティに使用する肉はアンガスビーフ100％使用というこだわりがあり、かぶりつくとあふれる肉汁と濃厚な味わいの虜になることでしょう。マスタードベースのソースがアクセントとなっています。

パティを増量するとバランスを崩しやすくなるため、提供時にはてっぺんからナイフを刺した状態で提供されます。3枚のパティが重なるボリュームたっぷりな見た目とナイフが刺さったユニークな絵面は、写真映えもばっちり！思わずカメラに収めたくなります。

筆者がオーダーした「ベーコンチーズチップス」はポテトチップスが入った珍しいひと品。ザクザクとした独特の食感が面白く、ビネガーのきいたポテトチップスとピクルスの酸味が濃厚な味わいをさわやかに整えてくれています。

パティの上にはカリカリに焼いたベーコンが3枚も！ビーフの味わいと融合することで、より濃厚で肉々しい味わいとなります。今回はシングルパティでオーダーしましたが、たっぷりと肉の美味しさを感じることができ、パティ1枚でも十分に満足することができました。

「THE CHEATDAY SAPPORO」の詳細情報

東京で修業し再び北海道へ！今後の展開に目が離せない

かつては東京・六本木の「THE COUNTER 六本木」に勤務し、清澄白河、三宿での間借り営業を経て、学生時代を過ごした札幌にお店をオープンした店主。東京都内での経験をフルに生かして進化し、今後の飛躍にさらなる期待が高まる「THE CHEATDAY SAPPORO」さん。ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね！