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【防災備蓄】緊急事態でも買いに行かない!暮らしのプロがふだんから多く持っておいてよかった日用品5選

シンプリストうた暮らし研究家

地震がくるたびに、買い出しに行ってはいませんか?継続できない一時的な衝動買いは、管理体制も甘く万全だとは言えません。

緊急事態のときでも買い物合戦に巻きこまれないよう、店頭から消えてしまいがちなものはふだんから多めに持っておくことが得策です。暮らし研究家で物少なめのシンプリスト宅が、あえて多く持っている日用品5つをご紹介いたします。

1.非常水

非常水はどれだけ用意すればよいか把握していますか?農林水産省のホームページによると、1人1日3リットルの水を最低3日分以上確保する必要があると言われています。つまり、家族4人暮らしの場合は最低36リットル、つまり2リットルのペットボトル18本分が必要とされるのです。

一般的なミネラルウォーターでも約2年ほどは賞味期限が持つ商品もありますし、管理手間を省きたい人は、多少割高ですが、「5年保存水」などもあります。押入れ奥のデッドスペースなどを利用して、確保していきましょう。

2.トイレットペーパー

「トイレットペーパー」は大地震がおきると真っ先になくなるものの代表的なものです。筆者宅では、年に1回ふるさと納税の返礼品でトイレットペーパーを調達しています。

「そんなに保管する場所がないよ」というご家庭は、「3倍巻」や「5倍巻」のトイレットペーパーを購入してみるのもひとつの策です。1つのトイレットペーパーで複数個分のトイレットペーパーの長さがあるので、保管場所もとらず交換手間も軽減できます。

3.食品用ラップ

食品用ラップは、色々な使い方ができるため災害時でも重宝しやすいです。洗い物を増やしたくない地震直後や断水時には、お皿の上に敷けば洗いもの不要で過ごせます。

その他、骨折が疑われる場面で応急処置として活躍することも。場所をとらずコンパクトなので、ストック用兼備蓄として2本ほどは多めにストックしています。

4.非常用トイレキット

被災者が口をそろえて「困った」というトイレ問題。とくにマンションでは階下への水漏れを懸念して断水時にはトイレの水を流してはいけないことがルールづけられています。

筆者宅では、約150回分の非常用のトイレキットを備蓄しています。多く感じますが、家族分のトイレ回数を数えてみれば、1日30回分程は使う計算に。5日分だと考えれば妥当です。こちらも、大地震が起こってからでは品薄になったり価格が高騰しやすいので、ふだんからの備えがだいじです。

5.生理用品

非常用トイレキットと同じくらいだいじなのが「生理用品」の備えです。いざ必要になったときに手元にない状況は想像以上に不安を感じるでしょう。

こちらも地震直後には品薄状態になりやすく、もしあったとしても商品の選択肢も減ってきます。生理用品の用意は、3ヶ月分位みておくと安心です。赤ちゃんがいるご家庭は、オムツなども多めに用意しておく必要があります。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

おうちでできる防災対策については、『【防災対策】震度5強を経験した暮らし研究家が指摘!備蓄の用意よりも優先してやるべきおうちのこと5選』をご覧ください。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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