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【ホークス】若鷹たちが23日、24日にタマスタ筑後で募金活動実施

田尻耕太郎スポーツライター

ホークスの若手選手らが参加

4月23日(土)と24日(日)の両日、福岡ソフトバンクホークスはタマスタ筑後で行われるウエスタン・リーグ公式戦(阪神タイガース戦・いずれも13:00開始)の試合前に、先の熊本地震の被災地を支援するための義援金を募る募金活動を行うことを、22日(金)に発表した。場所はタマスタ筑後の正面エントランス。

ホークスの若手選手を中心に10名程度が参加する見込みで、試合前練習が終わった午前11:00頃から行う予定になっている。ただし、試合自体が雨天中止になった場合などの対応は現在のところ未定だ。

写真は17日、ヤフオクドームでの募金活動の様子
写真は17日、ヤフオクドームでの募金活動の様子

「九州の」ホークスとして

ホークスはもちろん、プロ野球界全体から支援の輪が広がっている。

先日、東北楽天ゴールデンイーグルスは、Koboスタジアム宮城でのナイター終了後にベンチ入り全選手がスタジアムの外で募金の協力を呼びかけた姿には心打たれた。

そうだ。

確かに試合前に呼びかけを行うのもいいが、試合開始2時間も前に球場に足を運ぶ人数は限られてしまう。より多くの野球ファンに声が届けられるのは試合後の方だ。

2軍は選手育成の場。1軍と違い、試合直後にはベンチ内でミーティングを行い、その後はグラウンドで練習が行われる。

野球選手は野球をすることが本分である。それは重々承知だが、ホークスのファームでも、試合後の10分間だけでも募金活動に充てられないものだろうか。

福岡に本拠を構えるホークスは、球団も現場(首脳陣や選手ら)もみんなが「九州のホークス」という思いを持ち、そのような言葉を何度も発信している。

ならば、今だからこそ、行動に表してほしい。週末だけでなく、平日でも実施してほしい。タマスタ筑後は平日でも常時1,000人以上の来場者があるのだから(最低来場数でも4月19日の中日戦、1,373人)。ホークス球団にはご検討をお願いしたいところだ。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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