【久留米市】昭和29年創業の「来福軒」。先代から受け継いだ昔ながらの久留米とんこつラーメン。
グルメ情報やイベント情報、自然や観光、神社仏閣(歴史)などなど、久留米市の「いいコレ」!! と思う素敵なスポットを発信している福岡県の久留米市情報ライター「いいコレ+」です。
今回ご紹介するのは、福岡県久留米市京町、JR久留米駅 東口のロータリー側にある「来福軒(らいふくけん)」。
昔、久留米で屋台営業していたお店の中で、今も残る数少ないお店です。
国鉄の久留米駅前に昭和29年創業の来福軒の屋台がオープン。その後、昭和39年に店舗営業を開始。昭和55年には久留米市城南町に移転。JR久留米駅再開発事業のため、JR久留米駅に2021年1月に移転されました。
メニュー
来福軒では食券を購入して席につく流れです。
ラーメン各種や焼きめし、餃子、セットメニューなどが提供されています。
お得なマルトクセット
今回、来福軒で食べてみたのは「マルトクセット1,200円」。
マルトクセットには、ラーメンに焼きめし、餃子が付いています。
来福軒のスープは、白濁ではなく、サラッとした昔懐かしい豚骨強めのスープ。
中太ストレートの麺は自家製麺で、ツルツルした食感が特徴です。
チャーシューは肉本来の味が楽しめました。
また備え調味料には、替玉(170円)に重宝するニンニクのすりおろしがあるのもありがたいサービス。
初代夫婦が守り続けてきた半世紀以上「継ぎ足しているスープ」は、現在二代目へと引き継がれています。
あっさりとしつつコクのある、久留米ラーメンの歴史と文化・伝統の味を守る一杯です。
パラパラの焼きめしと餃子
玉ねぎの食感が残るパラッパラ焼きめしは、若干薄味に仕上げられています。
具材には角切りチャーシューにかまぼこ、卵、玉ねぎが入り、シンプルな構成です。
餃子は5個もあるので食べ応え充分!
ラーメンとのコンビには最強過ぎるマルトクセットでした。
店内
カウンター席、テーブル席があります。
カウンター側には1本のサイン入りギターが設置。
話を伺うと、1970年代初頭から活躍したブルースバンド「憂歌団(ゆうかだん)」が、福岡県筑後市でのライブを終えた後に内田勘太郎氏が来店。その時にいただいたサインだそうです。
さらに、お店の壁には、来福軒の歴史や文化に触れることができます。
左から3番目が現2代目店主だそうです。
【店舗情報】
来福軒(らいふくけん)
住所:福岡県久留米市京町87−3
営業時間:11:00〜15:00(o.s 14:50)
17:00〜21:00(o.s 20:50)
※スープがなくなり次第閉店
※日曜日は15:00までの営業
定休日:毎週月曜日・第3日曜日(不定休有り)
駐車場:なし
JR東口立体駐車場ご利用60分サービス券有