【京都市上京区】北野の天神さんのお膝元の商店街にできた専門店のネパール家庭料理ラインナップが凄い!
上京区にある北野天満宮の大鳥居から御前通りを下がったところにある北野商店街は、道路を挟んでアーケードのある老舗商店街です。最近、飲食店も増え、商店街上げてのフリーマーケットなども行われ始めて、活気を帯びつつあります。その商店街にまた新しいインド・ネパール料理のお店が出来ていると聞き、2023年1月25日に訪問しました。
インド・ネパール料理専門店「ゴルカダーバー GORKHA DURBAR KYOTO」の店内に入ると、まさにネパール王宮風の雰囲気が広がる落ち着いた空間がありました。まずもって驚かされたのが、メニューのラインナップが半端ない。ナンやカレーを中心としたインド料理もそうですが、特にネパールの家庭料理がずらりと並びます。
ブタン Bhutan、バフモモ Buff Momo、バタマスサデコ、チムルアル、オニオンパコダ、チャットパット、シークカバブ、チキントゥクパ、バッファローチョウメインなどなど、まだまだあります。
まずはナンとチキンバターカレーを注文。ナンがでっかい! それでもほんとにふわっと膨らんでいるので、少し辛めのチキンカレーに絡めて食べると、いくらでも食べられそうです。 ネパール料理のセットメニューには、ネパーリタリセット 、ネパーリディロセット 、ネワリカザセット 、マトンタースセットなどが用意されています。
ネワリカザセット Newari Khaja Set には、チウラ、チョイラ、ゆで卵、ほうれん草、じゃがいもの漬物、、バトマス、テコサグ、ムラコアチャール、スライスした人参、胡瓜、大根など、本場のネパール料理が添えられます。美味くてヘルシー、これが何より、どんどん食が進みました。
同店代表取締役のタパアショクさんは、シェフとともにネパールからやってきました。ありきたりのインド・ネパール店では揃えられない品揃えについて聞いてみると、「本場から仕入れる食材の確保には苦労しますが、少しでも多くの方に、美味しくて体にも優しい、本当のネパールの家庭料理を知ってほしくて店を開いた」と言います。
「風情ある北野商店街の街並みを一目で気に入って、この地に決めた」というタパアショクさんが、2022年6月10日にオープンしたばかりの店ですが、今では他県や世界各国から探して訪れる人も増えているのだそう。
ちなみに、ゴルカ(Gorkha)は、カトマンズからポカラ方面へ向う途中にある標高1200mの小さな町。ここのグルカ族の王・プリティヴィ・ナラヤン・シャハが、1768年にネパール統一を果たしました。ネパールは2008年より共和制になりましたが、ゴルカはネパール王朝発祥の地です。そのゴルカ王宮の名がGorkha Durbarです。
北野天満宮参拝の折には、ぜひお立ち寄りください!
インド・ネパール料理専門店「ゴルカダーバー GORKHA DURBAR KYOTO」(外部リンク) 京都市上京区三軒町66−9 075-276-1294