【高知市】初夏の絶景!六條八幡宮(あじさい神社)で満開のあじさいに包まれる
高知市春野町にある六條八幡宮、通称「あじさい神社」は、知る人ぞ知るあじさいの隠れた名所です。これからの季節、こちらの神社ではあじさいの絶景を楽しむことができる、おすすめのスポットです。
今回は、これから見ごろを迎える「あじさい神社」の魅力をご紹介します。
六條八幡宮への道順は、高知駅から南へ向かい、六泉寺トンネルを抜けて県道36号線を西に進みます。「昭和シェル内の谷SS」で左折し、春野広域農道を直進します。JA高知春野「直販所春の里」やガソリンスタンドを過ぎると、あじさいまつりの案内看板や旗が見えてきます。
それに従い、水路沿いの細い道を南へ進むと、神社北側の広い駐車場に到着します。道が狭い箇所もありますが、看板などの案内が出ているので安心です。
鳥居をくぐると、参道には色とりどりのあじさいが咲き乱れ、訪れた人々の目を楽しませてくれます。
約100種類のあじさいが色づく六條八幡宮は、その美しさから「あじさい神社」として地元で親しまれています。
かつて境内のあじさいは1株だけだったそうですが、20年ほど前から地元の愛好会が挿し木や土壌の管理を続けてくれたことで、現在では1500株にまで増えたそうです。
境内に咲くあじさいの中には、個人や企業から奉納されたものも多く見られます。奉納された方々は、毎年、自分たちのあじさいが咲くのを楽しみにしているそうです。
たくさんのあじさいの中でも、特に目を引くのが「ひな祭り」と言う種類のあじさいです。
濃いピンクで縁取られた八重咲きの花は、星の形をしており、その華やかさは私も含めて、訪れた人々を魅了していました。
「あなたの願いが咲きますように」というメッセージが込められた、あじさいの絵馬がありました。
あじさい柄の御朱印帳を社務所で購入でき、今の時期だけ、七色のカラフルなあじさいの御朱印がもらえるそうです。
また、手水舎もあじさい神社らしく、あじさいの花で飾られた花手水になっています。
今の時期だけ、社殿の中にはたくさんの風鈴が並び、涼しげな音で迎えてくれます。本殿から流れるパワーを感じながら、心静かに参拝することができます。
ここだけの話ですが、宮司さんから教えてもらった秘密があります。それは、電気の力を借りて、扇風機で風鈴の音色を楽しめるようにしているそうです。
六條八幡宮では6月1日から、春野町あじさい愛好会主催の「あじさいまつり」が開催されます。愛好会有志や春野高校生が育てたアジサイ鉢の販売や、お茶やコーヒーなどのお接待、そしてライブなどが予定されています。
初夏の訪れと共に、美しいあじさいで包まれた「六條八幡宮(あじさい神社)」は、高知市でも数少ないあじさいの名所です。
今の時期しか楽しめない絶景を体験しに、ぜひ足を運んでみませんか?
六條八幡宮(あじさい神社)
住所:高知市春野町西分3522
電話:088-894-3814
駐車場:有り
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