みそ汁ちゃんとつくるのやめた!元家政婦の「すぐできズボラみそ汁」味噌玉も面倒な人に
暑くても、なんだか無性に飲みたくなるときがあるのがみそ汁。でも、夏はわざわざ味噌汁をつくるのはおっくうになります。さらに、今の時期は余ってもすぐ傷んでしまうから、多めにつくっておきたくはないですよね。最近では、みそ玉をつくくったり、みそのパックに出汁や乾燥具材を直接混ぜ込んで「みそ汁の素」をつくる裏技的方法もあります。でも、あらかじめつくりおきすること自体が面倒に感じる場合も。そこで、元家政婦の私がいつもやっている、ズボラ味噌汁をご紹介します。
簡単にできる「ズボラ味噌汁」のつくりかた
用意するもの
・味噌 大さじ1くらい
・顆粒だし 小さじ1弱程度
・乾燥野菜や乾燥わかめ、油あげなど適量
・お湯 150~180ccくらい
お椀に材料をすべて入れ湯を注いで混ぜるだけ!
つくりかたは簡単で、お椀に材料のすべてを入れ、お湯を注いで混ぜるだけです。味噌が固くて溶けにくい場合は、最初に少しだけお湯を入れて味噌を柔らかくして箸で混ぜながら、残りのお湯を入れましょう。分量は結構適当でも大丈夫です。
味噌は大さじ1とありますが、ちゃんと計量しなくてもOK。私は箸ですくって「だいたい大さじ1くらいかな?」と思う量を入れています。いつも、目視で直径2.5cmくらいの大きさです。具材は、乾燥野菜やわかめ、お麩などの乾物がおすすめ。常温保存できる油あげなどもいいですね。サッと洗った切り干し大根も、だしも出るし食感もあるため、おいしく食べられます。干しエビや、あおさなどもいいですよ。意外といろいろなバリエーションが楽しめます。味噌汁用の乾燥野菜ミックス「味噌汁の具」なども販売されていますよね。それが一番手軽ですね。
顆粒だしが嫌ならかつお節を入れる
「インスタントの顆粒だしが嫌だな、無添加がいいな」と感じるなら、かつお節を入れましょう。だしになり、そのまま具材として一緒に食べられますよ。量は、2.5gくらいの小分けパックひと袋くらいがおすすめ。好きな人はもっとたくさん入れてもかまいません。一緒に塩昆布などをひとつまみ入れるのもおいしいですよ。私も、顆粒だしの代わりにかつお節を入れることもあります。
知らずにやっていたのですが、沖縄では、かつお節とみそをお椀に入れ、お湯で溶いたものを「かちゅー湯」というそうです。元気のないときや、二日酔いの際などに飲むスープだそう。いさぎよく、「具材はなし、かつお節とみそだけ」も意外とおいしいものです。
つくりおきが面倒な人に
みそ玉をつくっておけば好きなときにみそ汁が飲めますが、つくりおく時間が必要。手間の先取りになります。その都度材料をお椀に入れてお湯を注ぐだけなら、事前につくる必要がなく簡単ですよ。つくりおきが面倒な人に向いています。ひとり分だけのみそ汁をチャチャッと飲みたいときにも有効だから、主婦のひとりメシにもおすすめ。ぜひやってみてくださいね。
※個人の経験、見解を含みます。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
市販の味噌容器を使いやすくするアイテムについては、関連記事「元家政婦おすすめ『味噌の開閉がラクになる100均アイテム』欲しい人は急いで!」をご覧ください。
料理の手際をよくする方法については、私のサイトの記事「元家政婦が教える『簡単に料理の手際をよくする方法』」をご覧ください(外部サイトです)。※スマホからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただくと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。