【床掃除以外にも活躍!】フローリング用ドライシートを使った時短掃除術
掃除研究家おそうじペコです!
今回はフローリング用ドライシートを使った時短掃除のお話です。
◆フローリング用ドライシートには2種類あるって知ってました?
気軽に床掃除ができるフローリングワイパーは、多くの方が愛用しているお掃除アイテムです。ワイパー用のフローリング用ドライシートには、厚手のものや毛束タイプなど様々な形状がありますが、実はシートの成分によって大きく2種類に分けられます。
大きな違いはシートに薬剤成分が添加されているどうかという点です。ホコリを多く吸着するためのオイル(流動パラフィン)、除菌作用のために抗菌剤などが添加されているタイプと、そうした薬剤無添加のノンオイルタイプのものに分かれます。
◆ノンオイルシートは拭き掃除にも活躍します。
オイル付きシートは吸着しやすくホコリがとてもよくとれます。一方、ノンオイルシートでもデコボコ形状やエンボス加工するなど、汚れをからめとりやすくする工夫がされています。そして手に薬剤が付着しないので素手で触ってもベタベタしません。と、いうことは・・ホコリをからめとる優秀な乾拭き用の掃除クロスにもなるということです。
床掃除をする前に小掃除に活用すれば、拭き掃除と床掃除が一枚でできて一石二鳥の時短掃除が可能になります。家の中にある乾拭き掃除ポイントでどのように使うと便利かご紹介します。
◆乾拭き掃除に最適!ドライシートで拭き掃除
・モップよりもしっかり拭き取れる家具の拭き掃除
ホコリがつきやすい寝室の家具、静電気でホコリが集まりやすくなっているテレビボードなど、ハンディモップでさっと拭き掃除するのもよいですが、シートなら拭き取り切れない細かい場所もぞうきん感覚で使えます。
※テレビやパソコンの画面は傷つくので使用しないよう注意してください。
・水気を嫌う家電製品のお手入れ
エアコンや空気清浄機などの家電製品は水拭きをすると故障の原因になります。ドライシートを上手に使うことで、簡単にホコリまみれの吹き出し口や本体の汚れが綺麗になります。
・タンスやクローゼットの乾拭きにも
衣類から出るホコリは、害虫発生やカビの原因になります。クローゼットやタンスの引き出しがホコリっぽいなと思ったら、水拭きをするよりもドライシートで拭く方がサッパリホコリだけ取ることが出来ます。
・細かくカットすれば簡単小掃除アイテムに変身
一枚を小さくカットしておくと、いろいろな小掃除に役立ちます。玄関では、帰宅後のバッグや靴のホコリ落としに便利です。他にもドライヤー使用後の洗面室の床に散らばる毛髪も、サッと拭き取ればスッキリします。
◆静電気・・水気・・苦手なこともあります。使い方の注意点
水を使った掃除はむいていません
吸水性のないドライシートなので水拭きはできません。また、一度濡らした後にホコリを拭くと逆に塗り広げて汚してしまうので気を付けましょう。
デリケートな場所にはとくに注意
表面がデコボコ形状のものが多いので、ペンキやニスの塗装面や鏡面仕上げの床など傷つきやすい場所には使えません。また、ポリエステル素材のため静電気が起こりやすくなっています。家電製品のお手入れ時は、コンセント差込口には使用しないようにしてください。コンセント付近は帯電性の低い綿素材のぞうきんで乾拭きするのが安全です。
◆使い捨てシートだからこそできる時短掃除術
急な来客や気分をリセットするためなど、忙しくてもおうちをパパっと綺麗にしたい時は一枚のドライシートで拭き掃除→床掃除の2ステップができてとても便利です。
使い捨てシートはエコではありませんが、床掃除だけに使わずその前にあれこれ掃除に活用すれば無駄なく使い切ることができます。忙しい時期の時短掃除術として、乾拭きと床掃除の二刀流を試してみてはいかがでしょうか。